業界初の小麦麺使用「らーめん缶」発売

株式会社丸山製麺は、ラーメンブランド『ヌードルツアーズ』より、業界初となる小麦麺を使った「らーめん缶」を発売する。本商品は、八戸缶詰グループの株式会社三星と共同開発したもので、常温で3年保管可能で、調理不要もしくは湯煎で製麺所が作る本格小麦麺を用いた醤油ラーメンを楽しめる。

らーめん缶の特徴は、独自の製法で開発した伸びにくい小麦麺を使用していること、メンマやチャーシューなどの具材も本格的なこと、常温で3年保存可能で即食可能なこと、そして飲料自販機に納入可能なサイズであることだ。

丸山製麺が缶詰業界に参入した経緯は、冷凍ラーメン自販機「ヌードルツアーズ」などで無人・省人化ニーズに対応してきた中で、より省スペース・低額で導入でき、長期保存可能な常温商品のニーズが拡大していると考えたためである。また、逆風が続く缶詰業界を後押しする一助にもなればと考えている。

らーめん缶はラベルのデザインを変更するだけでコラボ缶が作れる仕様になっており、ラベルは自由にデザイン可能。常温保存可能で長賞味期限、ユニークなプロダクトであるため、ポップアップショップ等の販売商品にも適している。自動販売機での販売も可能で、小規模なコラボ展開も対応可能だ。

『ヌードルツアーズ』は、丸山製麺のラーメン自販機運営などのノウハウと、厳選した原料と衛生管理を徹底し製造した冷凍麺を活用し、意欲的な商品開発にチャレンジするラーメンブランドだ。冷凍ラーメン自販機「ヌードルツアーズ」の設置数は日本全国220箇所以上、販売食数は累計50万食を突破している。

丸山製麺は1958年創業の製麺所で、厳選された原料使用と衛生管理の徹底にこだわりながら、食品関連事業者向けにオーダーメイドで麺を製造している。そば製造ではトップ領域で、多品種の製造を行えることが特徴だ。

株式会社三星は、1951年創業の「三星商店」を屋号に持つ企業で、八戸缶詰グループの元祖とも言えるメーカーだ。水産缶詰から、畜肉や野菜等を使用した各種そうざい/おつまみ缶までの各種缶詰を数多く製造している。

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