2022年4月に東京・世田谷文学館で開幕し、日本全国で約70万人を動員した大人気の「ヨシタケシンスケ展かもしれない」が、2025年3月20日から6月3日まで、東京・京橋のCREATIVE MUSEUM TOKYOにて「ヨシタケシンスケ展かもしれない たっぷり増量タイプ」として開催されることが決定した。

本展覧会では、絵本作家のヨシタケシンスケ氏が長年にわたって描き続けてきた膨大な数のスケッチや、絵本の制作過程を辿ることができるアイデアスケッチ、ラフ、原画などを多数紹介する。また、インスピレーションの源となった愛蔵のコレクションも展示され、様々な角度から作家の「頭のなか」を覗くことができる。

さらに、ヨシタケ氏が本展のために考案した、うるさいおとなにりんごを投げるインタラクティブなアトラクションや、天国と地獄を味わえるふかふかの道とトゲトゲのイスなど、絵本の世界を体感できる仕掛けも会場の随所に設けられる。

東京会場限定の大型体験展示や追加の絵本原画、スケッチ、そして「たっぷり増量」された展覧会オリジナルグッズにも注目だ。

ヨシタケシンスケ氏は1973年神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了後、2013年に初の絵本『りんごかもしれない』を出版。これまでに7作品でMOE絵本屋さん大賞第1位を獲得し、『りんごかもしれない』で第61回産経児童出版文化賞美術賞、『つまんない つまんない』の英語版『The Boring Book』で2019年ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞を受賞するなど、国内外で高い評価を得ている。

チケット情報など詳細は公式サイトにて随時更新予定とのことだ。