株式会社コンコードアカデミーは、大学1年生から就活生まで使える就活サイト「CareerPod（キャリアポッド）」をリリースした。同サイトは、学生一人ひとりが望むキャリアを実現するための「スロー就活」を支援することを目的としている。

コンコードアカデミーによると、日本の教育環境では、キャリア設計について体系的に学べる機会がほとんどないため、自分のやりたい仕事がわからないまま就職先を決めてしまう学生が多いという。また、必要なスキルや心構えを身につけないまま就職し、入社後にスキルのギャップに苦しむケースも少なくない。その結果、大卒の新入社員の約30％が3年以内に離職してしまうという問題が25年以上解消されていない状況だ。

CareerPodでは、こうした問題を解決するため、大学1年生からキャリア設計を学べるナレッジを提供。また、夢や志を実現できるキャリアパスを見つけられる機会を提供する。具体的には、①キャリア設計から学べる、②仕事や業界を体系的に学べる、③厳選された長期インターン情報が得られる、④小手先のテクニックではない骨太の就活対策ができる、といった4つの特徴を持つ。

同社代表取締役会長の渡辺秀和氏は、「キャリア設計には、日本を豊かな社会に変える力がある。精神的にも経済的にも充実した人々が増えれば、日本を活性化させるうえで大きな意味を持つ」とコメント。また、代表取締役社長の高松祥大氏は、「一人一人が豊かな人生を送り、日本が成長していくには、キャリア設計の段階から自分が好きなこと・情熱を注げることを見つけ、高い意欲を持って多様な活動に取り組む個人が増えていく必要がある」と述べている。

コンコードアカデミーは、CareerPodへの掲載企業も募集しており、ビジネスリーダーや企業と共に、豊かな人生であふれる社会の実現を目指すとしている。