ビタミンDの必要量「知らない」74.1% スピックが意識調査
株式会社スピックは、全国の20~69歳の男女1,000人を対象に実施した「ビタミンD・ビタミンK に関する意識調査」の結果を発表しました。調査によると、ビタミンDと骨やカルシウムとの関わりを認識している人が半数を超える一方、成人が健康維持のために1日に必要な摂取量については全体の7割以上が「知らない」と回答しました。さらに、自身の体内でビタミンDが足りているかや、その判断方法を把握していない実態も明らかになりました。
骨やカルシウムとの関わりは浸透する一方、必要量は知られず
ビタミンDと関わりがあると思うものについて尋ねたところ、「カルシウムの吸収」が42.8%、「骨の健康」が41.5%となり、「骨の健康」または「カルシウムの吸収」のいずれかを選択した人は52.0%(520人)に達しました。そのほかの項目では「免疫機能」が27.3%、「筋肉の健康」が21.4%、「メンタルヘルス」が17.4%となり、「わからない」と回答した人は35.4%でした。
しかし、「骨の健康」または「カルシウムの吸収」を選んだ520人に成人が1日に必要なビタミンD量を尋ねたところ、65.8%が「わからない/知らない」と回答しました。全体でも74.1%が必要量を「わからない/知らない」と答えています。
年代別に見ると、「骨の健康」または「カルシウムの吸収」を選んだ割合は20代で39.5%、50代で59.5%、60代で59.0%と年代が上がるにつれて高まる傾向が見られました。一方で、その認知者のうち必要量について「わからない/知らない」と答えた割合は、20代の46.8%に対して50代は75.6%、60代は75.4%となり、50~60代では約4人に3人が必要量を把握していないことが判明しました。


充足状況や判断方法に対する「わからない」が約4〜5割

自身の体内のビタミンDが足りていると思うかという質問では、「十分に足りている」が4.3%、「ある程度足りている」が14.9%で、足りていると考えている人は計19.2%にとどまりました。これに対し、「やや不足している」は20.2%、「不足している」は20.3%で計40.5%が不足を感じており、「わからない」も40.3%にのぼりました。

また、ビタミンDが足りているかを何によって判断できると思うかについては、「食生活」が22.4%、「血液検査など」が18.0%、「日光を浴びている時間」が17.6%、「体調や身体の変化」が12.7%となった一方、「わからない」が49.0%で最多を占めました。


骨の形成に関わるビタミンKとの関係についても調査が行われました。ビタミンDとビタミンKが骨において担う具体的な役割について尋ねたところ、53.0%が「いずれも知らない」と回答しました。


さらに、ビタミンK自体の認知については、「名前は聞いたことがあるが、働きは知らない」が48.1%、「名前も働きも知らない」が33.1%となり、合わせて81.2%がその働きを知らないという結果になりました。
専門家が指摘する秋冬の意識と状態把握の重要性
リジェネレーションクリニック理事長を務める小倉行雄医師は、魚やきのこなどの摂取機会の減少や紫外線対策に加え、秋から冬にかけては日照時間が短くなり紫外線を浴びる量が減少するため、ビタミンDを改めて意識したい季節であると指摘しています。
自覚症状だけで不足を判断することは難しく、血液検査で血中ビタミンD濃度を調べることなどが体内状態を確認する手がかりになると説明しています。また、ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し、ビタミンKは正常な骨の形成に必要なたんぱく質の働きに関わるなど、それぞれの栄養素が担う役割を理解し、自身の状態を知ることが大切であるとしています。

調査概要
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象者:インターネット調査会社の登録モニターのうち、全国20~69 歳の男女 1,000名
- 調査期間:2026 年9 月2 日
本記事は株式会社スピックの発表をもとに作成しました。

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