Blueship、世田谷区の母子保健帳票AI-OCR導入・運用保守業務を受託
株式会社Blueshipは、東京都世田谷区が公募型プロポーザル方式で募集していた「自治体システム標準化に伴う母子保健帳票のAI-OCR導入及び運用保守業務委託」を受託しました。自治体システム標準化に伴い、AI-OCRとRPAを組み合わせた新たなデータ連携基盤の構築と運用保守を実施します。本庁および各支所での円滑な運用の定着を目指し、2027年1月の本格稼働に向けた準備を進める方針です。
導入の背景と課題
世田谷区では、母子保健事業で使用する各種帳票をOCRで読み取り、データ化した情報を健康管理システムへ登録する運用を行ってきました。しかし、自治体システム標準化に伴って標準準拠システム内へのOCRエンジンの実装ができなくなるため、従来のデータ化・登録業務を継続するための新たなAI-OCR環境およびデータ連携の仕組みが必要となっていました。
本事業においてBlueshipは、AI-OCRとRPAを組み合わせ、母子保健帳票の読み取りからデータ生成、健康管理システムへの連携までの一連の業務を支援します。
支援内容と運用フロー
本事業では、各支所で帳票をPDF化して共有フォルダへ格納し、本庁側のRPAがファイルを検知してAI-OCRへ連携する運用が予定されています。職員がAI-OCRによる読み取り結果を確認した後、健康管理システムへ取り込むためのデータを生成することで、業務効率化を図ります。
Blueshipが予定している主な支援内容は以下の通りです。
- オンプレミス型AI-OCR環境の設計・構築
- 母子保健帳票のAI-OCR設定
- RPAを活用したデータ処理・連携環境の構築
- 本庁及び各支所の業務に合わせた運用設計
- 職員向け操作研修、操作動画・クイックリファレンスの提供
- AI-OCR及びRPAの運用・保守 等
本庁と支所で担当業務や使用システムが異なる点に対応し、職員が実際の業務で必要とする操作に絞った研修を実施するほか、人事異動による担当者変更を見据えた操作動画やクイックリファレンスの提供も行われます。
今後のスケジュール
今後はAI-OCR環境の構築や帳票設定、RPAによるデータ連携環境の構築、職員向け研修などを順次進め、2027年1月の本格稼働に向けて準備が進められます。これまで東京都をはじめとした自治体へのAI-OCR導入や、GovTech東京の共同調達を通じたRPA導入支援などで蓄積したノウハウが活かされる見込みです。
株式会社Blueship 概要
東京都渋谷区に本社を置く株式会社Blueship(代表執行役:松野 克哉)は、行政向けDX支援やITサービスマネジメントを手掛けています。
- 社名:株式会社Blueship
- 本社:〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-22-1 JRE代々木一丁目ビル
- 設立:2004年3月18日
- 資本金:3,000万円
- 代表者:代表執行役 松野 克哉
- 事業内容:サービストランジション、デジタルワークフロー構築サービス、デジタルトランスフォーメーション導入支援
- 企業URL:https://www.blueship.co.jp
本記事は株式会社Blueshipの発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



