土木施工管理の求人提示年収は中央値450万円、経験の有無で86万円差
株式会社レクリーが運営するジョブリー建設編集部は、「施工管理求人データ調査」シリーズの第10弾として、土木施工管理の正社員求人1,653件を対象とした提示年収の集計結果を発表した。提示年収(下限)の中央値は450万円、平均は454.3万円となり、下限500万円以上の求人が37.0%を占めた。一方で、未経験可の求人との間には86万円の開きが出ている。
提示年収の中央値は450万円、工事分野別の差は見られず
提示年収(下限)の分布をみると、「400〜500万円」が30.4%で最も多く、次いで「300〜400万円」が29.3%、「500〜600万円」が21.7%、「600〜700万円」が10.5%、「700万円以上」が4.8%、「300万円未満」が3.2%となった。
工事分野別の提示年収(下限)の中央値は、特殊土木(橋梁・鉄道・港湾等)(求人1,169件・304社)、一般土木(道路・河川・上下水等)(求人1,383件・451社)、建築土木(基礎・造成・解体)(求人787件・233社)のいずれも450万円で差はなかった。平均値では特殊土木(橋梁・鉄道・港湾等)が473.2万円と最も高く、一般土木(道路・河川・上下水等)が459.6万円、建築土木(基礎・造成・解体)が451.0万円だった。
経験必須と未経験可で86万円の差、1級資格必須は中央値500万円
経験・資格要件別では、経験必須の求人の中央値が450万円(下限500万円以上46.2%)だったのに対し、未経験可の求人は364万円(同19.1%)と86万円の差が開いた。
資格要件別では、1級土木施工管理技士が必須の求人の中央値が500万円となった。一方、2級土木施工管理技士が必須(1級不要)の求人と必須資格なしの求人の中央値はいずれも450万円だった。ジョブリー建設編集部は、公共工事が中心の土木では、監理技術者・主任技術者として配置できる1級土木施工管理技士の保有者と経験者に提示条件が集中していると考えられるとしている。

地域別では三重と茨城が高水準、休日形態による差も
地方別の中央値は、近畿、四国、九州・沖縄が450万円で最も高く、関東が446万円、中国が440万円、中部と東北が420万円、北海道が409万円だった。求人20件以上の30都道府県別では、三重県と茨城県が500万円、熊本県が475万円と高かった一方、群馬県と長野県が355万円で最も低かった。
企業規模や休日形態別では、全国展開企業の求人の中央値が450万円、それ以外の企業は417万円となった。完全週休2日制の求人は中央値450万円、週休2日制およびその他は400万円だった。
調査概要と会社概要
【調査概要】
- 調査主体:ジョブリー建設編集部
- 対象:ジョブリー建設・施工管理求人.comに掲載中の施工管理(建築・土木・管工事・内装)の求人のうち、雇用形態が正社員のもの 5,993件(1,297社)のうち土木施工管理の求人1,653件
- 集計時点:2026年9月1日
- 備考:求人票に記載された提示年収の下限の中央値を集計。求人票の提示条件であり、実際の支給額や就業者の年収ではない
【会社概要】
- 会社名:株式会社レクリー
- 所在地:〒171-0033 東京都豊島区高田3-5-13 サイテックビル4階
- 代表者:代表取締役 湯川大志
- 設立:2019年11月14日
- 事業内容:建設業界特化の求人メディア運営、有料職業紹介事業(許可番号:13-ユ-312147)
- URL:https://recree.jobree.co.jp/
本記事はジョブリー建設編集部(株式会社レクリー)の発表をもとに作成。
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