サステナブルホールディングス、大気水生成装置AirElixirの技術を公開
サステナブルホールディングス株式会社は、空気中の湿気から飲料水を創出する大気水生成装置「AirElixir(エアエリクサー)」の環境適応型カスタマイズ設計技術を公開しました。
気候変動による干ばつや災害による水インフラ寸断が相次ぐ中、従来の水道管敷設や海水淡水化プラントが抱えるコスト、工期、環境負荷といった課題を克服し、地理的・気象的制約のある現場への水資源確保を目指します。
従来の給水インフラが抱える課題に対応
世界的な異常気象や災害により水資源の確保が急務となる一方、離島や山間部、被災現場における従来の水道管敷設や海水淡水化プラントの建設には、多大なコストや長期間の工事が必要でした。また、運用時の高圧ポンプによる電力消費や廃塩水処理などの環境負荷も課題とされていました。
同社はこれらの制約を克服するため、現場ごとの環境に適応させた大気水生成装置の設計技術を提示しています。
過酷環境をクリアする2つの技術的特長
公開された技術の特長として、以下の2点が挙げられています。
- 海水淡水化装置と比較したエネルギー効率とコスト抑制
水源や取水パイプラインを必要としない大気集水方式を採用し、小〜中規模な給水拠点の初期導入コストやフィルター交換等の維持管理費を削減します。濃縮廃塩水を排出しないため、周辺の沿岸生態系への影響も抑えられます。
- 完全オフグリッドでの24時間連続運用設計
送電線が途絶した被災地や電源インフラがない離島向けに、太陽光発電パネル(74.8kWモデル等)および産業用蓄電池をパッケージ化した自立駆動システムを提供します。外部電力がない状況でも、1日最大1,000Lの水を自動生成します。
離島や被災地など多様な環境への適応
同技術は、定期船による水輸送コストや海底パイプライン敷設が課題となる離島・無人島において、現場の空気から飲料水を自給自足する用途を想定しています。また、水道管破裂や送電停止が発生した被災地・避難所では、太陽光・蓄電池と連携した移動型・固定型の完全自立水拠点としての活用が見込まれています。
取り込んだ空気は高性能フィルターで浄化し、凝縮した水を多段ろ過やUV殺菌の工程を経て生成することで、日本の水道法基準を満たす飲料水として設計されています。完全オフグリッド仕様により現地での大規模な配管・電気工事が不要なため、海外の無水地域への設置にも対応可能としています。
会社概要
- 会社名: サステナブルホールディングス株式会社
- 所在地: 東京都渋谷区桜丘町3番2号 渋谷サクラステージ SAKURAタワー6階
- 代表者: 代表取締役 茂木 健太
- 事業内容: ENERGY事業(太陽光発電所・蓄電池等の再生可能エネルギーインフラ構築)、AirElixir事業(空気製水機の提供)、glampark事業(グランピング施設運営)など多角的なサステナビリティ事業の展開
- URL: https://st-holdings.co.jp/
- お問い合わせフォーム: https://st-holdings.co.jp/contact-us/
本記事はサステナブルホールディングス株式会社の発表をもとに作成しています。
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