男鹿まち企画、地域共創型私募債で合計6,000万円の調達を完了
稲とアガベ株式会社と株式会社NEWLOCALの合弁会社である株式会社男鹿まち企画は、地域共創型の私募債「男鹿まち債」を発行し、2026年6月30日の払込をもって調達を完了しました。株式会社ファンベースカンパニー(https://www.fanbasecompany.com)のサポートのもと実施され、発行総額は合計 6,000万円となっています。調達した資金は、秋田県男鹿市に整備する食の交流拠点「CADAR」に充てられます。
売上連動と現地総会で共創を図る「男鹿まち債」
男鹿まち債は、利率の一部を特定事業である食の交流拠点「CADAR」の売上と連動させた共創型の設計が特徴です。通常の融資が固定金利で完結するのに対し、事業の成果が還元される仕組みを取り入れています。資金の出し手を単なる債権者ではなく、事業の成長を共に喜び現地に集う仲間と位置づけ、地域に根ざした新しい資金調達のかたちを目指しています。
また、非金銭リターンとして男鹿で開催する保有者総会への招待や現地でのおもてなしを用意しており、資金の出し手と地域が継続的に出会い関わり続ける入り口として機能させる方針です。
急激な人口減少に直面する男鹿市での取り組み

秋田県男鹿市は、市のほぼ全域が国定公園に指定され、三方を日本海に、背後に寒風山を抱く景観に恵まれ、ユネスコ無形文化遺産のなまはげや、しょっつる・はたはたなどの食文化を持つ地域です。一方で、毎年マイナス2〜3%という急激な人口減少に直面しています。
こうしたなか、2021年にクラフトサケブランドの稲とアガベが誕生し、旧駅舎を改装した醸造所を核にまちづくりを展開してきました。この動きを進めるため、稲とアガベと株式会社NEWLOCALは2023年3月22日の「男鹿の日」に合弁会社である株式会社男鹿まち企画を設立し、酒と食を基軸としたまちづくりを進めています。
株式会社男鹿まち企画の代表取締役である岡住修兵氏は、男鹿まち債について「男鹿の未来を一緒に醸してくれる仲間と出会い、つながり続けるための入り口です」と述べています。

旧鉄工所をリノベーションする食の交流拠点「CADAR」
調達した資金が充てられる「CADAR」は、旧・進藤鉄工所をリノベーションした蒸留所・小売・飲食の複合拠点です。名称は秋田の方言で「仲間になる・集まる」を意味する「かだる」に由来しています。クラフトサケの製造過程で生まれる酒粕を活用した粕取り焼酎ベースのスピリッツなど、アップサイクルの商品を扱います。
施設内では、2026年4月29日に男鹿市船川エリア初のピザ専門店「PZ」が先行オープンしており、地域向けプレオープンの2日間で延べ276名が来場しました。
男鹿まち債の概要は以下の通りです。
- 名称:男鹿まち債(利付少人数私募債/社債券不発行)
- 発行体:株式会社男鹿まち企画
- 発行総額:合計 6,000万円
- 満期・償還:10年満期
- 利率:固定+CADAR事業の年間売上連動
- 非金銭リターン:男鹿で開催する保有者総会へのご招待・現地でのおもてなし
- 賛同パートナー/応援者:株式会社あいホーム、秋田海陸株式会社、株式会社中央建装

関係各社の概要は以下の通りです。
株式会社男鹿まち企画
- 所在地:秋田県男鹿市船川港船川新浜町1-21
- 代表者:代表取締役 岡住修兵
- 取締役:齋藤翔太・石田遼
- 設立日:2023年3月22日
- 株主:稲とアガベ株式会社・株式会社NEWLOCAL
- ウェブサイト:https://www.ogamachi.co.jp
株式会社NEWLOCAL
- 所在地:東京都中央区日本橋小舟町14-7
- 代表者:代表取締役 石田 遼
- 設立:2022年7月
- ウェブサイト:https://www.newlocal.co.jp
稲とアガベ株式会社
- 所在地:秋田県男鹿市船川港船川新浜町1-21
- 代表者:代表取締役 岡住修兵
- 設立日:2021年3月
- ウェブサイト:https://inetoagave.com
本記事は株式会社男鹿まち企画の発表をもとに作成しています。
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