ライカギャラリー京都で若林満の写真展Dériveが2026年10月に開催へ
東京都千代田区に本社を置くライカカメラジャパン株式会社は、ライカギャラリー京都にて写真家・若林 満による写真展「Dérive(漂流)」を開催することを発表した。会期は2026年10月3日(土)から12月3日(木)までで、入場料は無料となっている。本展では、街を歩くなかで出会った日常の風景を記録し続けてきた若林の作品が展示される。
写真展のコンセプトと「Dérive」の意味

展覧会のタイトルである「Dérive(デリヴ)」は、フランス語で「漂流」を意味する。1950年代にシチュアシオニスト・インターナショナルの活動のなかで展開されたこの概念は、都市を目的地へ向かうだけの場所としてではなく、歩くことを通してその環境や感覚を体験する実践として考えられた。

若林自身も目的地を定めずに街を歩き、光の向きや人の気配に導かれるようにシャッターを切ってきた。後になってフランスの思想家ギー・ドゥボールが提唱した「Dérive(漂流)」の概念を知り、自身が続けてきた撮影の感覚に名前が与えられたように捉え直したという。
見慣れた日常の風景に向き合う展示
若林の写真には、特別な場所や劇的な瞬間ではなく、光や空気、人の気配、その土地に漂う時間が収められている。歩くことで偶然出会ったものに目を向け、そのまま受け止めることで、見慣れた世界のなかにある別の表情を描き出す。本展では、日々の歩みのなかで撮影された風景を通じ、写真家が「見る」という行為とどのように向き合ってきたのかを紹介する。
写真展概要
- 展覧会名:若林 満 写真展 「Dérive (漂流)」
- 会期:2026年10月3日(土) – 12月3日(木)
- 会場:ライカギャラリー京都 (ライカ京都店2F)
- 所在地:京都府京都市東山区祇園町南側 570-120 2F
- 時間:11:00 – 19:00
- 定休日:月曜定休
- 入場料:入場無料
*状況により会期・時間が変更になる場合がございます。休館日・営業時間等の最新情報は、ライカ公式サイトをご確認ください。
若林 満のプロフィール
若林 満(Mitsuru Wakabayashi)は京都府生まれの写真家。2016年にアパレルの世界からフォトグラファーへ転身し、Instagramを中心に作品を発表しながら活動を広げた。現在は京都と東京を拠点に、広告、雑誌、SNSメディアなど国内外にクライアントを持つ。
カメラを携えて街や旅先を歩き、日常の中にある何気ない瞬間を切り撮ることをライフワークとしており、景観や空気感を主役として描き出すストーリー性のある作品で評価を得ている。貴船神社をはじめとする文化施設や企業の撮影、写真展での作品発表など幅広く活動するほか、YouTubeチャンネル「キョウトボーイズ」のメンバーとしても活動している。なお、本展と同名の写真集『Dérive』が2026年秋に刊行予定となっている。
- 公式サイト:https://mitsuruwakabayashi.com/
本記事はライカカメラジャパン株式会社の発表をもとに作成しています。
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