施工管理の年収800万円以上求人は約4割 資格や休日条件に明確な差
ジョブリー建設編集部は、正社員の施工管理求人5,993件(2026年9月時点)を対象に実施した調査結果を公表した。提示年収の上限が800万円以上の求人は全体の39.9%を占め、1,000万円以上も10.6%に達することが明らかになった。高年収の求人ほど休日条件が良い傾向にある一方、資格や実務経験が重視される実態が浮き彫りとなっている。
提示年収上限800万円以上は全体の約4割 休日の条件も高水準
調査対象となった求人5,993件のうち、提示年収の上限が800万円以上の求人は2,390件(39.9%、507社)で、1,000万円以上の求人は638件(10.6%)であった。上限800万円以上の求人における提示年収の下限中央値は550万円、上限中央値は900万円となっている。
休日などの待遇面を比較すると、上限800万円以上の求人では完全週休2日制の割合が75.5%に達し、800万円未満の求人(55.1%)を大きく上回った。年間休日の中央値も123日(800万円未満は120日)となっており、高年収の求人ほど休日条件が整っている傾向が見られる。一方で、記載あり求人における残業時間の中央値は、800万円未満の25時間に対し、800万円以上では30時間となっている。
求められる要件は「1級施工管理技士」と「経験」に集中
応募条件においては、年収水準による明確な差が確認された。上限800万円以上の求人では、1級施工管理技士を必須とする割合が45.6%と、800万円未満の求人(20.7%)の2倍以上に達している。また、経験不問(未経験可)の割合は、800万円未満の求人が49.4%であるのに対し、800万円以上の求人では17.7%にとどまった。

資格要件別に見ると、1級施工管理技士が必須の求人のうち59.4%が上限800万円以上であるのに対し、必須資格なしの求人で上限800万円以上の割合は34.5%であった。
職種や地域による違いと転勤の可能性
職種別で上限800万円以上の求人が占める割合は、管工事施工管理が45.1%で最も高く、土木施工管理が40.2%、建築施工管理が38.4%、内装施工管理が24.2%と続いた。企業規模別では、全国展開企業(10都道府県以上に求人を出す企業)において上限800万円以上の求人が52.4%を占めた一方、それ以外の企業では31.4%であった。
地域別の割合では、近畿が44.8%で最も高く、四国41.6%、九州・沖縄40.9%、関東39.5%、北海道33.6%となった。都道府県別の上位は奈良県(54.5%)、熊本県・青森県(各48.2%)、和歌山県(48.1%)で、下位は長野県(23.7%)、群馬県(26.1%)、山形県(26.3%)であった。
なお、転勤なしの求人割合は800万円未満の54.8%に対して800万円以上では44.5%と低く、高年収求人には全国展開企業の求人が53.3%含まれるなど、転勤の可能性がある案件が多い点も示されている。
株式会社レクリー 会社概要
- 会社名:株式会社レクリー
- 所在地:〒171-0033 東京都豊島区高田3-5-13 サイテックビル4階
- 代表者:代表取締役 湯川大志
- 設立:2019年11月14日
- 事業内容:建設業界特化の求人メディア運営、有料職業紹介事業(許可番号:13-ユ-312147)
- URL:https://recree.jobree.co.jp/
本記事はジョブリー建設編集部(株式会社レクリー)の発表をもとに作成。
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