フェイガー、水稲中干し延長に取り組む生産者向けに脱炭素チャレンジ農家シールを制作
農業由来カーボンクレジットの創出・販売支援を手がける株式会社フェイガーは、環境配慮型農法に取り組む生産者とその取り組みを消費者や企業へつなぐ「脱炭素チャレンジ農家」シールを制作しました。

本シールは、同社とともにJ-クレジット制度の方法論AG-005「水稲栽培における中干し期間の延長」に取り組み、2026年度に認証申請を行う生産者の米(農産物)に利用できます。米袋などに貼付して直売所やECなどで活用することで、温室効果ガス削減の取り組みを購入者へ伝え、自ら販売する米の付加価値の一つとして認められることを目指しています。
米価を取り巻く環境が変化する中、現場の農家からは生産物の付加価値向上や直売の場での情報発信を望む声が寄せられていました。中干し期間の延長をはじめとする環境配慮の取り組みは、商品を見ただけでは伝わりにくいという課題があったことから、本シールの企画に至りました。

本シールは、同社が独自に「脱炭素チャレンジ農家」と認定した対象者に提供されます。同社が米を買い取ったり販売したりするものではなく、既存の商流を変更するものでもありません。生産者が自ら販売する際に任意で活用できる情報発信・販促ツールとしての位置づけです。なお、本認定はJ-クレジット制度による認証とは異なり、個別商品の品質や環境性能、温室効果ガス削減量を認証・保証するものではなく、購入者へJ-クレジットが移転することもありません。
水田の水管理と温室効果ガス削減の取り組み
水田では、土壌中の有機物が微生物によって分解される過程で温室効果ガスの一つであるメタンが発生します。稲の生育途中に田んぼの水を抜いて土を乾かす「中干し」は従来から行われてきた農作業ですが、中干し期間の延長は収量や品質への影響にも配慮しながら田んぼごとの状況を見て実施されます。

福島県で57年にわたり稲作に携わる農業法人はまちゃん米の濱尾勝徳さんは、環境に配慮して米をつくっていることやその理由を購入者に知ってもらい、シールをきっかけに興味を持ってもらえたらうれしいとコメントしています。
本シールの活用後は、生産者や購入者の声を収集して表現や情報導線の改善を図るほか、インタビューやSNSを通じた情報発信を継続するとしています。


利用を希望する対象農家は、同社のJ-クレジット申請システム『フェイガーちゃん』から注文できます。
- 対象:2026年9月末日時点で、2026年度のJ-クレジット認証申請に向け、必要な取組・手続きを完了した農家
- 主な利用方法:対象となる米の米袋などに貼付し、直売所・EC・イベント等で活用
- 注文開始:2026年10月上旬予定
- 注文方法:フェイガーのJ-クレジット申請システムから注文
株式会社フェイガー 会社概要
東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル3階 0 Clubに本社を置く株式会社フェイガー(代表取締役:石崎 貴紘)は、脱炭素型農業支援、カーボンクレジット創出・販売支援、耐候性ソリューションの研究開発を行っています。
- コーポレートサイト:https://faeger.company/
- 生産者と企業の声:https://faeger.company/voice/
本記事は株式会社フェイガーの発表をもとに作成されています。
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