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日本ライフセービング協会、2032年ブリスベン五輪の競技採用招致活動を本格始動

公益財団法人日本ライフセービング協会(JLA、東京都港区)は、2032年ブリスベンオリンピック競技大会(Brisbane 2032)における「ライフセービングスポーツ」の競技採用に向けた世界的な招致活動について、国内統括団体として全面的な支持を決定し、日本国内での機運醸成および公式活動を本格始動した。本招致は国際ライフセービング連盟(ILS)およびサーフライフセービング・オーストラリア(SLSA)が主導している。9月からは、競技採用に賛同する人々からの応援メッセージ投稿の受け付けも開始した。

招致活動の背景と目指すレガシー

ライフセービングスポーツは、「水辺の事故ゼロ(水難救助)」という人道的な社会的使命と、アスリートとしての高度な運動能力が融合したスポーツとされている。競技者の多くは日常的に地域社会やビーチで人命救助に従事するライフセーバーとしても活動しており、オリンピックの基本的価値である「卓越(Excellence)」「敬意(Respect)」「友情(Friendship)」を体現している。

発祥の地であり沿岸文化が深く根付くオーストラリア・ブリスベンで開催される2032年大会は、ライフセービングスポーツがオリンピックの競技として採用される歴史的かつ最大の好機となる。JLAは本招致を通じて、アスリートの活躍の場を拡充するとともに、持続可能な水辺の安全教育や水難防止という社会的なレガシー創出を目指している。

各関係団体への働きかけと提案されている3種目

JLAは、活動の周知に向けてスポーツ庁、オーストラリア大使館、日本オリンピック委員会(JOC)、日本ワールドゲームス協会(JWGA)に対し、正式な「支持表明書簡(Letter of Support)」の提出および訪問面会を実施した。また、オフィシャルパートナー企業各社やスポーツ界全体、各競技アスリートに向けた協力要請を展開し、官民・スポーツ界一体となった機運醸成を図るとしている。

ブリスベン2032において提案されている競技種目は以下の3種目である。

  • オーシャンマン(Oceanman): スイム、ボード、サーフスキー、ランを組み合わせた過酷な個人総合種目
  • オーシャンウーマン(Oceanwoman): 同種目の女子個人総合競技
  • ミックスド・オーシャンリレー(Mixed Ocean Relay): 男女各2名がバトンをつなぐスピードと戦略性に富んだ混合リレー

関連情報:https://ls.jla-lifesaving.or.jp/news-info/20260806-24567/

JLA理事によるコメント

JLA理事の入谷拓哉氏は、ライフセービングスポーツがオリンピックの舞台に立つことは競技の地位向上にとどまらず、世界中の命を守る活動そのものに光を当て、次世代に安心・安全な水辺環境とスポーツの尊さを引き継ぐ機会になると述べた上で、「日本国内のスポーツファミリーやスポンサー企業の皆様、そして全国のライフセーバー・アスリートと共に力を合わせ、2032年ブリスベン大会での実現に向けて全力で取り組んでまいります。」とコメントしている。

公益財団法人日本ライフセービング協会の概要

海岸やプールをはじめとする全国の水辺の環境保全、安全指導、監視・救助等を行うライフセービングの普及および発展に関する事業を行い、国民の安全かつ快適な水辺の利用に寄与することを目的としている団体。

  • JLA:https://jla-lifesaving.or.jp/
  • 水辺の安全を学べる「e-lifesaving」:https://elearning.jla-lifesaving.or.jp/
  • Water Safetyアプリ:https://ls.jla-lifesaving.or.jp/accident-prevention/mimamori-system/

本記事は公益財団法人日本ライフセービング協会の発表をもとに作成。

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