オーガンテック、毛髪再生技術の欧州展開へSwiss BioscienceとMOU締結
株式会社オーガンテックとSwiss Bioscience GmbHは、オーガンテックが開発を進める毛髪再生技術の欧州における開発・事業化に向けた戦略的協業を検討するため、2026年9月18日 16:00(日本時間)にNon-Binding Memorandum of Understanding(非拘束的基本合意書、MOU)を締結した。

オーガンテックが有する研究・技術基盤と、Swiss Bioscienceがスイスに有するGMP製造基盤や臨床研究能力、欧州市場における事業基盤を組み合わせ、協業の可能性を検討する。オーガンテックは培養上清液に関する技術の規制対応、GMP製造、臨床研究、将来的な事業化に向け、Swiss Bioscienceを欧州における優先的な戦略パートナーとして位置付けている。
毛包細胞由来培養上清液を起点とした協業内容
両社は協業の第一段階として、オーガンテックが開発する他家毛包細胞由来の培養上清液に関する技術について、ライセンスおよび技術移転の可能性を検討する。
今後は技術移転や適切なGMP環境下での製造、規制戦略、臨床研究、スイスを含む欧州市場における事業化の可能性について協議を進める予定としている。また、将来的なスイスでの臨床研究および技術移転の可能性を検討するため、科学・技術・規制面からの予備的な評価も順次開始する予定となっている。
包括的な戦略的協業に向けた基盤構築
今回の他家毛包細胞由来培養上清液に関する協業は、両社の関係構築における第一段階に位置付けられている。両社は協業の進展を踏まえ、MOUに定める枠組みに従い、毛髪再生分野における、より包括的かつ長期的な戦略的協業関係の構築に向けて今後も可能性を検討していく方針である。
オーガンテックの科学的・技術的知見と、Swiss BioscienceのGMP製造基盤や臨床研究能力、欧州市場における事業基盤を組み合わせることで、革新的な毛髪再生技術の欧州における将来的な開発・事業化に向けた基盤構築を目指す。
両社の概要と合意書の枠組み
今回締結されたMOUは非拘束的なもので、両社が今後検討する協業の方向性について現時点での意向を確認するものとなっている。ライセンスや技術移転、製造、臨床開発、事業化などの具体的な取り決めについては、今後の協議および両社間で別途締結する正式契約に基づいて決定される。
両社の概要は以下の通り。
- 株式会社オーガンテック
- 所在地:東京都中央区
- 事業概要:理化学研究所における研究成果を起点とするバイオテクノロジー企業。器官再生に関する研究成果を基盤に、毛髪再生技術やBio-hybrid Toothなどの研究開発・事業化を進めている
- 公式Webサイト:https://organ-tech.jp/
- Swiss Bioscience GmbH
- 所在地:スイス・シュリーレン
- 事業概要:スイス・シュリーレンに拠点を置くバイオ医薬品企業。Swissmedicの認可を受けたGMP施設を運営し、医薬品グレードの細胞由来製品の製造、加工および凍結保存に関する専門性を有する
- 公式Webサイト:https://www.swissbioscience.com/
本記事は株式会社オーガンテックの発表をもとに作成しています。
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