上司の挑戦姿勢が若手社員の成長に影響、意識調査

三井住友海上火災保険株式会社が実施した「挑戦に関する意識調査」によると、上司や先輩の挑戦する姿が若手社員のモチベーションや成長実感に影響を与えることが明らかになった。この調査は、20代から30代の社会人800名を対象に行われた。

調査結果によれば、若手社会人の約6割が「上司・先輩が挑戦していないとモチベーションが下がる」と回答した。また、先輩社会人の半数以上が「仕事の中で挑戦したことはない」と回答し、2人に1人の先輩社員が後輩社員に挑戦している姿を見せられていないという結果が出た。

一方で、「挑戦する上司」と働く若手社員の約8割が成長を実感しており、これは「挑戦しない上司」と働く場合に比べて2倍以上の割合だった。また、若手社会人の約7割が「挑戦している上司・先輩のもとで働きたい」と回答し、挑戦している上司・先輩は「かっこいい」と憧れの対象になっていることが分かった。

これらの結果を受けて、三井住友海上は「より多くの人の挑戦を応援したい」という想いから、「今年度こそ新しいことにチャレンジしてみたい」という前向きな気持ちを後押しする「#今年度こそやりたいアレ」キャンペーンをX(旧Twitter)で実施する。このキャンペーンでは、抽選で20名に「SOW EXPERIENCE」の体験ギフトカタログがプレゼントされる。

この調査からは、上司や先輩の挑戦する姿が若手社員のモチベーションや成長実感に大きな影響を与えることが明らかになった。また、挑戦する上司や先輩が若手社会人にとっての理想の上司・先輩像の一つになっていることも分かった。これらの結果は、企業が社員のモチベーションを高め、成長を促すための手がかりとなるだろう。