サンリオとBrave group提携、IPのグローバル化促進へ

株式会社Brave groupとサンリオが資本業務提携を締結した。この提携により、両社が保有するIPのグローバル展開とバーチャル領域における事業拡大を目指す。

Brave groupは「世界に、日本の冒険心を」というパーパスのもと、VTuber事業を中心に国内外で事業を展開している。一方、サンリオは「みんななかよく」という企業理念を掲げ、グローバルにエンターテイメント事業を推進している。

両社の強みを活かし、日本発IPのグローバル化とバーチャル領域における海外市場の可能性を追求する。具体的には、サンリオが運営するデジタルPFサービス事業やBrave groupの国内外VTuber事業との連携、両社IPのコラボレーション企画・製造・販売事業などを行う。

サンリオ代表取締役社長の辻朋邦氏は、メタバース事業やVTuber事業を重点事業と位置付け、Brave groupとの協業を通じて、デジタル領域における新たな価値提供を目指すと述べた。

Brave group代表取締役の野口圭登氏は、サンリオとの提携により、日本のIP全体の価値向上を図り、世界中の人々に楽しんでもらえるエンターテインメントを届けたいと語った。

2024年9月6日現在、Brave groupには17のプロジェクトで約160名のVTuberが所属し、国内外で活動している。今回の提携により、日本のIPがさらに世界から注目を集めることが期待される。