英国ロイヤル・バレエ団とロイヤル・オペラ団の公演を映画館で楽しめる「英国ロイヤル・オペラ・ハウス・シネマシーズン」が、2024年11月29日から2025年9月25日まで全国の映画館で開催される。今シーズンは「英国ロイヤル・バレエ＆オペラ in シネマ 2024/25」と題したタイトルで幕を開ける。

今回のラインナップは、バレエ6作品とオペラ4作品の全10演目。バレエ作品では、クリストファー・ウィールドン振付の人気作『不思議の国のアリス』や、伝統と革新が融合した『シンデレラ』、そして日本人プリンシパルの金子扶生が出演する『ロミオとジュリエット』など見どころ満載だ。さらに、前シーズン好評だった『くるみ割り人形』と『白鳥の湖』のアンコール上映も予定されている。

一方、オペラ作品は、モーツァルトの『フィガロの結婚』を皮切りに、新制作の『ホフマン物語』や、太極拳を取り入れた演出で知られる『トゥーランドット』、そしてワーグナーの大作『ワルキューレ』と、バラエティに富んだ選曲となっている。

チケット料金は一般3,700円、学生2,500円（『ワルキューレ』のみ一般5,200円、学生3,700円）。全国の主要都市にある映画館で上映される予定だ。