建築家の谷尻誠氏が手掛ける新サービス「Mietell（ミエテル）」が登場し、不動産業界に新たな革命を起こそうとしている。株式会社MIETELLが開発したMietellは、「見える化（Mie）」して「伝える（tell）」ことを核とした、不動産流通の新しいスタンダードを確立する革新的な「不動産検索」サイトだ。

Mietellの特徴は、建築家があらかじめ法的調査を行い、敷地にあう建築パースを現代のテクノロジーを駆使してCGで作成することにある。谷尻氏のデザイン哲学を随所に反映し生成されるため、物件探しのプロセスが直感的になり、ビジュアル化によりユーザーの不安を払拭し、効率的かつスムーズな不動産取引を実現させるという。

具体的には、建築後のイメージを見える化することで購入判断に繋げたり、荒れた状態の物件でも綺麗なイメージに変えて提示したり、コインパーキングの土地も見える化することが可能だ。これにより、購入希望者は視覚的に物件を比較し、理想の住まいを効率的に見つけることができる。

また、高品質なCG建築パースにより、購入希望者は建築後の物件をリアルにイメージし、納得の上で購入判断ができるようになる。不動産取引における不安を解消し、契約までのスムーズな進行をサポートすることで、安心感と信頼性のある取引環境が整うのだ。

Mietellは、独自の生成技術である「Visual Development™」を活用して、土地や建物の未来を具体的に可視化している。今後は、土地の未来を可視化するプラットフォームの運営に留まらず、室内パースや区分売買・区分賃貸・オフィス・店舗案件など、あらゆる不動産取引がスムーズに進行するためのビジュアル化を提供していく予定だ。

不動産業界の情報の非対称性の解消に向けて、革新を追求し続けるMietell。購入希望者が安心して未来の住まいを選び、より豊かな生活を実現できるようサポートしていくという。