東京都、海外都市の課題解決事業に弘栄ドリームワークスなど2社を採択
東京都は、東京のスタートアップによるアイデアや技術力を活用して海外都市の課題解決を目指す「キングサーモンプロジェクト・海外都市課題解決コース」において、第3期目となる今年度の現地プロジェクト実施企業として2社を採択した。採択されたのは株式会社弘栄ドリームワークスおよび株式会社スマートシティ技術研究所で、それぞれオーストラリア連邦のモートンベイ市、イタリア共和国のローマ市と連携してプロジェクトを実施する。

本コースは、東京発の国際都市ネットワークG-NETS(Global City Network for Sustainability)に参加する海外都市と連携し、現地実証を通じて課題解決を図るとともに、持続可能な都市を高い技術力で実現するSusHi Tech Tokyo(Sustainable High City Tech Tokyo)のグローバルな推進に繋げることを目指している。7~8月に両市で現地ピッチが開催され、採択企業が決定した。
採択スタートアップとプロジェクト概要




採択された2社のプロジェクト内容および企業概要は以下の通りである。

株式会社弘栄ドリームワークス
- 対象都市:モートンベイ市(オーストラリア連邦)
- テーマ:インフラ設備維持管理
- プロジェクト内容:自走推進型の小型ロボットを用いた小口径配管の点検により、水道インフラ設備の維持管理を図る。
- 設立年:2019年
- 代表者名:菅原 康弘
- 事業概要:配管探査ロボット「配管くん」や漏水診断技術「音とりくん」を活用し、建築・設備インフラの状態可視化と効率的な維持管理を実現
- URL:https://koeidreamworks.jp/feature/
株式会社スマートシティ技術研究所
- 対象都市:ローマ市(イタリア共和国)
- テーマ:持続可能な公共交通ネットワークの構築
- プロジェクト内容:車載スマホとAI技術等を活用して鉄道・道路の異常箇所を効率的に検知し、交通インフラの維持管理の高度化を図る。
- 設立年:2019年
- 代表者名:趙 博宇
- 事業概要:社会インフラ維持管理の高度化・DX推進、AI・ロジック開発、システム・アプリ開発
- URL:https://www.smc-tech.com/index.html

関連事業とグローバルな都市間連携の取り組み
本事業に関連する各取り組みの詳細は以下の通りである。実証事業の内容やその他の詳細は、今後特設webページに掲載される。

- キングサーモンプロジェクト「海外都市課題解決コース」:スタートアップと都政課題のマッチングや先行導入プロジェクト、販路拡大支援を行う事業の一環で、海外都市の社会課題解決に向けた先端技術実証を支援する(特設ページURL:https://kingsalmon.metro.tokyo.lg.jp/overseas08/)。
- SusHi Tech Tokyo(Sustainable High City Tech Tokyo):サステナブルな都市をハイテクノロジーで実現するためのコンセプト。4月に開催されたSusHi Tech Tokyo 2026には世界中から約6.1万人が参加した。2027年5月20~22日にはSusHi Tech Tokyo 2027の開催が決定している(特設ページURL:https://sushitech-startup.metro.tokyo.lg.jp/)。
- G-NETS(Global City Network for Sustainability):2022年に東京都が立ち上げた国際都市ネットワーク。都市間の知見共有や技術交流を進めており、2027年にはSusHi Tech Tokyo 2027の開催に併せて第4回実務責任者級会議が開催される(特設ページURL:https://www.g-nets.metro.tokyo.lg.jp/ja/)。
なお、本件は東京都の「2050東京戦略」における戦略10 スタートアップ「世界で活躍するスタートアップを育成」および戦略28 未来共創「世界の都市との連携により、持続可能な社会を実現」を推進する取組に位置付けられている。

本記事は東京都の発表をもとに作成。
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