JOGMECなどがタイ湾北部でCO2貯留適地調査の三次元地震探査を実施
JOGMECは、タイ王国エネルギー省鉱物燃料局(Department of Mineral Fuels、DMF)、PTT Exploration and Production Public Company Limited(PTTEP)、株式会社INPEX(INPEX)と共同で、タイ湾北部海域を対象としたCO2貯留適地調査における三次元地震探査調査を実施しました。これまでに抽出された有望な貯留サイトの候補地を対象に、より高精度な地下情報を取得したものです。今後は取得データの詳細評価を進め、貯留サイト評価に関する不確実性の低減を図るとしています。
JOGMEC、DMF、PTTEP、INPEXの4者は、タイ湾北部海域を対象としたCO2貯留適地調査を共同で進めています。これまでの調査では、既存の坑井や地震探査のデータなどを用いたCCS適地の評価が行われ、有望な貯留サイトの候補地が抽出されていました。今回実施された三次元地震探査調査は、その候補地を対象としたもので、より高精度な地下情報の取得が行われました。
AZEC構想に基づく共同調査の経緯
今回の取り組みは、アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)構想の下で進められているものです。JOGMECは2023年9月にDMFとの間でタイ湾北部海域を対象としたCO2貯留適地調査に関する基本協定書を締結しました。この協定に基づき、2023年12月からDMF、PTTEP、INPEXとの共同調査が実施されています。
今後の詳細評価とCO2バリューチェーン構築の検討
今後は、今回取得したデータを活用して詳細評価を進め、貯留サイト評価に係る不確実性の低減を図っていく予定です。本調査を通じて有望なCO2貯留適地が確認された場合には、当該サイトの事業化に関する検討を進めるとともに、日本を含む域内におけるCO2バリューチェーンの構築についても検討を進めていく方針です。JOGMECは、CCS事業の推進を通じてAZEC構想の実現や、カーボンニュートラルに取り組む日本・タイ両国の協力強化に貢献していくとしています。
本記事はJOGMECの発表をもとに作成しています。
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