アーモンドクリニック院長の中山樹医師、国際美容医学会で2演題を口演発表
東京都新宿区のアーモンドクリニックは、2026年8月27日(木)から29日(土)にかけて中国・上海で開催された国際美容医学会「IMCAS China 2026」において、院長の中山樹医師が2つの演題で口演発表を行ったと発表した。
同クリニックが実施した診療データの分析と、日本のオンライン美容医療市場に関する調査をもとに演題を提出し、学術委員会の審査を経て採択された。1994年にパリで創設されたIMCAS(International Master Course on Aging Science)のアジア拠点である学術会議において、日本国内での取り組みを発信した。

日本のオンライン自由診療市場に関する分析
2026年8月27日(木)のセッション「Analysis on Medical Aesthetics Market」では、「Telehealth as a growth engine: market dynamics, regulatory evolution, and digital marketing strategies for online self-pay aesthetic medicine in Japan」と題した発表が行われた。
日本の美容医療(自由診療)市場は2023年に約5,940億円規模に達し、前年比8.8%で成長している。2022年4月に初診からのオンライン診療が恒久的に認められたことを背景に、需要が拡大している状況を踏まえ、厚生労働省の統計や市場調査をもとに市場規模や法規制の変遷、患者獲得の実態が整理された。発表内では以下の知見が示された。

- イソトレチノインやトラネキサム酸などの美容系薬剤の即日オンライン処方が、20〜30代を中心とした入口サービスになっている
- SNSのショート動画が、従来型のデジタル広告より到達力・成約率の両面で優れている
- 医師自身が執筆した教育的コンテンツと明朗な料金公開が、患者の信頼を高める要因である
- オンライン診療の利用経験者は約3.5%にとどまり、未開拓の余地がある
中国や東南アジアでも同様の規制緩和が進むなか、日本の経験がアジアの医療機関にとって実践的な参考になると提言された。

切らない二重整形における診察モデルと満足度調査

2026年8月28日(金)のセッション「Blepharoplasty」では、「Achieving 97% patient satisfaction in non-incisional asian blepharoplasty: the role of physician-led consultation and collaborative preoperative design」と題する発表が行われた。
同クリニックで埋没法を受けた患者258名を対象に術後1か月時点で実施したアンケート調査では、「仕上がりへの満足度」「医師とのコミュニケーションへの満足度」「他者への推奨意向」の3項目が評価された。その結果、258名中251名(97.3%)が仕上がりに「満足」または「非常に満足」と回答した。医師とのコミュニケーションへの満足度が高いほど仕上がりへの満足度も高い傾向が確認され、追跡期間中に重篤な合併症は認められなかった。

カウンセリングを担当医師自身が行い、二重のデザインを患者と一緒に決める「医師主導の診察」と「患者と協働するデザイン設計」が満足度につながっているとし、再現性の高いモデルとして提案された。

発表にあたり中山樹院長は、国際的な学術交流を通じて得た知見を日々の診療に還元し、より安心で質の高い美容医療を提供していく意向を示している。

学会およびクリニックの概要
「IMCAS China 2026」の概要は以下の通り。
- 名称:IMCAS China 2026
- 会期:2026年8月27日(木)〜29日(土)
- 開催地:中国・上海
- 公式サイト:https://www.imcas.com/en/imcas-china-2026

発表を行った中山樹医師は順天堂大学での研修を経て、内科・麻酔科・外科・美容医療に従事したのち、東京・市ヶ谷にアーモンドクリニックを開院した。同クリニックの概要は以下の通り。
- 名称:アーモンドクリニック
- 所在地:〒162-0844 東京都新宿区市谷八幡町11-1 市ヶ谷八幡町ビル4F
- 院長:中山 樹
- 診療内容:美容皮膚科・美容外科・再生医療・オンライン診療
- 公式サイト:https://almond.clinic/
本記事はアーモンドクリニックの発表をもとに作成。
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