川崎信用金庫と神奈川県警が特殊詐欺等の被害防止にかかる協定を締結
川崎信用金庫と神奈川県警は2026年9月15日(火)、「特殊詐欺等の被害防止にかかる協定」を締結した。犯罪手口が巧妙化・多様化する特殊詐欺やSNSを利用した投資・ロマンス詐欺の被害防止を目的としている。不正利用口座や被害者に関する情報を相互に連携し、金融犯罪の根絶と未然防止・拡大抑止を図る。
協定締結の目的と相互連携の狙い
本協定は、被害が深刻な状況にある特殊詐欺やSNSを利用した投資・ロマンス詐欺への対策として結ばれた。川崎信用金庫と神奈川県警が不正に利用されている口座や、被害に遭っている可能性がある顧客を含む特殊詐欺等被害者の情報を相互に連携することで、金融犯罪の根絶や被害の未然防止、拡大抑止を目指す。
協定に盛り込まれた主な取組み内容
協定における主な取組み内容は以下の通りとなる。
- 新規口座開設に係る牽制強化
- 特殊詐欺等の未然防止及び被害拡大抑止に向けた対応力強化
- 特殊詐欺等発生時における引出場所等に関する照会への速やかな回答の実施
- 被害発覚時における各相互間の迅速な情報連携の実施
- 被害実態、手口等の情報共有及び警察から当金庫職員向け研修の企画と実施
締結式における双方のコメント
川崎信用金庫本店で行われた締結式では、神奈川県警察本部刑事部組織犯罪対策本部組織犯罪捜査課の佐藤弘典特殊詐欺対策室長が、深刻な状況にある特殊詐欺等の金融犯罪根絶と被害拡大抑止には金融機関との連携が不可欠である旨を述べた。また、川崎信用金庫の堤和也理事長は、地域の金融インフラを担う信用金庫として顧客の財産を守るためできる限りの協力をしたいと応じ、相互の協力体制と関係強化を確認した。
川崎信用金庫と神奈川県警は本協定のほか、2023年12月にもマネーロンダリング等の横行を踏まえ、犯罪収益の収受または隠匿の根絶に向けた「犯罪収益の移転防止対策に関する協定」を締結している。これまでも最新の犯罪手口の迅速な情報共有や警察との連携体制を整備しており、今後も神奈川県警との緊密な関係を維持・構築しながら特殊詐欺等の金融犯罪被害を防ぐ体制を整えていくとしている。
本記事は川崎信用金庫の発表をもとに作成しました。
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