オンライン試験で不正や疑いの経験は62.0%、シェアウィズが担当者調査
株式会社シェアウィズは、直近1年以内にオンライン試験の運営・監視・企画に携わった担当者1,006人を対象に実施した、「オンライン試験不正対策における危機感と課題」に関する実態調査の結果を公表しました。調査によると、オンライン試験で不正の発覚または疑いを経験した担当者は62.0%に上り、主に昇進・昇格試験に携わる担当者では4割超が明確な不正の発覚を経験していることが明らかになりました。一方、全体の91.3%が何らかの不正対策を実施しているものの、リアルタイム監視に伴う負担や人員・知識・予算の不足といった課題も浮き彫りになっています。

6割超が不正や疑いを経験、昇進・昇格試験では41.8%で明確な発覚
オンライン試験で不正またはその疑いが発生したことがあるかを尋ねたところ、「明確な不正が発覚したことがある」が22.4%(225人)、「不正の疑いを持ったことがある」が39.7%(399人)となり、合わせて62.0%(624人)が発覚や疑いを経験していました。「発覚・疑いはない」は38.0%(382人)でした。

主に携わる試験の種別ごとにみると、昇進・昇格試験の担当者(182人)では41.8%(76人)が明確な不正の発覚を経験しており、不正の発覚・疑いの合計は72.0%に達しました。資格・検定試験(187人)では明確な発覚が27.8%で合計74.3%、社内研修修了試験(179人)では明確な発覚が21.2%で合計70.9%となっています。なお、この結果は担当者の回答による分類であり、試験件数や受験者数に占める不正の発生率を示すものではありません。

警戒される隠しツールや生成AI、対策実施者の約7割が半年に1回以上見直し


見抜くのが難しく警戒している不正行為としては、「スマートフォン・ウェアラブルデバイスなど隠しツールの利用」が32.6%で最も多く、「生成AI(ChatGPTなど)の利用」が31.8%、「事前に準備したメモや資料の閲覧」が26.3%と続きました。
現在の対策状況については、91.3%(918人)が何らかの対策を実施しており、「特に何も実施していない」は8.7%(88人)にとどまりました。実施している対策の上位は、「誓約書・ルールの周知」(29.0%)、「AIによる自動監視システム(視線、挙動、音声など)」(25.9%)、「顔認証・生体認証による本人確認」(24.7%)、「遠隔監視員によるリアルタイム監視(目視での監視)」(24.2%)でした。


対策を実施している918人のうち、見直し・アップデートを「半年に1回以上」行う割合は合計で67.8%(1ヶ月に1回以上9.8%、2~3ヶ月に1回28.0%、半年に1回30.0%の合計)でした。明確な不正の発覚を経験した担当者(225人)に限ると、91.6%が半年に1回以上見直しており、現在の対策で防げる自信があると答えた割合も87.1%に達しています。一方で、対策実施者全体では現在の対策で防げる自信がない人が35.1%存在し、発覚・疑いの経験がない層(306人)では50.7%が自信がないと回答しました。
監視や不正対応で負担に感じる業務を尋ねたところ、「リアルタイム監視」が42.2%で最多となり、「不正疑い時の判定・対応(本人への確認、証拠収集など)」が35.7%、「録画の事後チェック」が29.6%と続きました。
現状の不正対策に対して危機感を持っている担当者は合計73.7%(非常に強い危機感を感じている18.1%、ある程度危機感を感じている55.6%)に上ります。所属組織の取り組みが「十分である」「ある程度十分である」とした人は合計51.6%だった一方、「あまり十分ではない」「全く十分ではない」の合計は48.4%でした。危機感を持ち、かつ組織の取り組みが不十分だと感じている人は全体の32.4%(326人)を占めています。
対策強化におけるハードルとしては、「担当者のリソース不足」(37.4%)、「専門的な知識・ノウハウ不足」(30.9%)、「予算の制約」(30.4%)が上位に挙がりました。また、魅力的だと感じる機能については、「AIによる自動監視(視線、挙動、音声など)」(36.4%)や「なりすましを防止する顔認証機能」(31.3%)、「既存のシステムに後付けできる監視機能」(28.4%)などが求められています。
株式会社シェアウィズ(本社:大阪市中央区、代表取締役:辻川 友紀)は、試験の公平性と運営負担の両立に向けて、試験の目的や重要度に応じた仕組みづくりの重要性を示しており、同社が提供するLMS・試験システム向け監視サービス「ProctorWis Connect」やeラーニングシステム「WisdomBase」などを通じた支援を行っています。
会社概要
- 会社名:株式会社シェアウィズ
- 本社所在地:大阪市中央区南久宝寺町3-2-7 第一住建南久宝寺町ビル8F
- 代表者名:辻川 友紀
- 設立:2012年02月
- 資本金:6011万円
- 電話番号:06-6125-5834
- URL:https://company.share-wis.com/
本記事は株式会社シェアウィズの発表をもとに作成されています。
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