JPYCとアドミン社、メタバース開発で表彰

日本円ステーブルコイン「JPYC」を運営するJPYC株式会社と、メタバース開発企業である株式会社アドミンが共同開発中のメタバース「N2」が、経済産業大臣から表彰された。この表彰は、N2の開発実績が日本の国際競争力に貢献したと評価された結果である。

アドミン社とJPYC社は、2022年8月から事業提携を結び、メタバース市場の拡大を見越している。共同開発中のメタバース「N2」では、JPYCを決済手段として利用することが可能で、メタバース内でシームレスに利用できる。また、JPYCの送受信やNFTの購入、スマートコントラクトによる契約などの開発実績が評価され、アドミン社は「はばたく中小企業・小規模事業者300社」のDX部門を受賞した。

「はばたく中小企業・小規模事業者300社」は、経済産業省が主催する制度で、事業変革や新規事業に挑戦し、地域経済や日本経済の成長への貢献が期待できる中小企業を表彰するもの。

共同開発中のメタバース「N2」は、日本発のWeb3.0対応メタバースで、日本列島をNFT(土地)で表現し、そのデジタル領土上でWeb3メタバースを構築している。また、JPYCを活用した現実と仮想空間を仲介する決済機能やメタバース上におけるJPYC経済圏の実装に向けて、両社は協力している。