もばらぶ、中小企業向けMCPゲートウェイサービスBloqueのβ版をリリース
株式会社もばらぶは、MCPサーバーの設定や実行環境を一元管理するMCPゲートウェイサービス「Bloque」のβ版をリリースした。本サービスは主に情シス部門のない中小企業を対象としており、独自インフラを必要とせずにMCPサーバーの設定・認証、実行、操作ログ、ユーザー管理などをBloque内で一元管理できる。現在β版として提供されており、1〜2ヶ月後を目処に正式版をリリースする予定となっている。
開発の背景と中小企業向けの設計
AIエージェントの発展や利用可能なMCPサーバーの急増に伴い、MCPサーバーの管理の重要性が高まっている。一方で、既存のMCPゲートウェイサービスは大企業をターゲットにしたものが多く、独自のインフラが必要であったり高額であったりするため、中小企業にとって現実的な選択肢が限られていた。

こうした背景から、社内で1名から数名のシステム担当者が全システムを担当しているような場面を想定し、中小企業向けにBloqueが開発された。
Bloqueの主な特長と機能
Bloqueはユーザー登録後すぐに使用でき、独自インフラを用意することなく利用可能となっている。主な特長や機能は以下の通りである。
- 設定・認証情報の一元管理: チームメンバー全員が同じ設定を利用でき、認証情報はBloque内で暗号化して管理される。
- APIキーによる接続: MCPクライアントからBloqueにはAPIキーのみで接続するため、利用者のPCにはAPIキー以外の認証情報が保存されない。
- 実行環境: Pro、Teamプランでは他ユーザーから隔離された専有実行環境(仮想環境、CPU・メモリ固定割り当て)、Free、StarterプランではBubblewrapによる共有実行環境が提供される。対応形式はstdio、Streamable HTTP、SSE。
- セキュリティ・ログ: OAuthやAPIキー等による認証、ユーザー認証、誰がいつどのMCPサーバーを利用したかなどのログ記録機能を備える。
- MCPプレイグラウンド: Starterプラン以上を対象に、設定したMCPサーバーのテスト環境を提供する。

想定されるユースケースとして、システム管理者がBloque上でMCPサーバーの設定を行い、利用者ごとに発行したBloque APIキーを配布することで、利用者はChatGPT等からBloque経由でMCPサーバーに接続できるようになる。

β版リリースキャンペーンと今後の展開


本サービスはβ版の提供期間を経て、1〜2ヶ月後を目処に正式版がリリースされる予定であり、β版で作成したワークスペースや設定は正式版に引き継がれる。


また、β版リリースキャンペーンとして、Proプラン(39,800円/年)またはTeamプラン(44,800円/年〜)を年額で契約したユーザーのうち希望者先着10社を対象に、AI・MCPを用いた業務効率化のコンサルティングおよび実作業が無償で提供される。コンサルティング等の内容は業務のヒアリング、効率化の提案、ワークフローの1つのシステム化が含まれる(Bloqueの利用料以外に他社サービスやインフラ使用料などが別途発生する場合がある)。



会社概要
- 会社名:株式会社もばらぶ
- 設立:2013年6月
- 代表者:代表取締役 鹿島和郎
- ウェブサイト: https://mobalab.net/
- 事業内容:AI関連のサービス開発、ソフトウェア受託開発、リモートワーク/DX化/海外進出支援、エンジニア向けオンライン英会話レッスンサービス「モバプロ」
本記事は株式会社もばらぶの発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



