対話型生成AIの週1回以上利用が9割超に Awarefy調査
株式会社Awarefyおよび同社が運営する「こころの総合研究所」は、対話型生成AIの利用経験者を対象とした「対話型生成AIと人との関係性に関する調査(2026年8月)」の分析結果を公表しました。
本調査は、2025年8月・2026年2月・2026年8月の3時点で実施された反復横断調査です。同一の設問を通じて、AIと人との関係性における1年間の推移を追跡しています。

利用頻度は9割超に上昇し音声入力や有料利用も増加
対話型生成AIを週1回以上利用する人の割合は、2025年8月の81.2%から2026年2月に86.5%、2026年8月には90.6%となり、1年間で9.4ポイント増加しました。「毎日利用する」と答えた人も21.2%から30.9%、36.8%へと一貫して増加しています。1年前と比べた利用の変化では、71.1%が「頻度や時間が増えている」と回答しました。
最もよく利用しているサービス(2時点比較)では、ChatGPTが62.7%から53.9%へ低下する一方、Geminiが21.2%から28.1%へ上昇し、利用サービスの分散が見られます。契約形態は個人での無料利用が78.5%を占めるものの、個人での有料利用は8.7%から9.7%、12.5%へと緩やかに増加しました。やり取りの方法は「テキスト入力のみ」が72.3%と中心ですが、「テキスト入力がメインで、時々音声入力も使う」が1年前の8.4%から20.8%へ伸びています。

情緒的サポート需要が拡大し相談テーマも多様化
AIに求めることでは、「自分が知らないことを教えて欲しい」(79.4%)や「アイデアを出して欲しい」(69.5%)といった情報収集関連が上位を占め、3時点で横ばい傾向でした。一方で、1年間で増加したのは心理的・情緒的なサポートに関わる項目で、「相談にのってほしい」が33.0%から46.4%へと13.4ポイント増加したほか、「話し相手になってほしい」(18.1%→21.2%)、「心の支えになって欲しい」(11.6%→17.1%)、「人間関係のサポートをしてほしい」(8.2%→10.5%)が伸びています。

AIへの相談テーマの内訳と推移は以下の通りです。
- 仕事に関する相談:30.9% → 35.0% → 39.8%
- 人生に関する相談:14.7% → 23.4% → 25.5%
- キャリアに関する相談:5.5% → 12.7% → 12.7%
- 人間関係の相談:10.4% → 16.9% → 19.8%
- 家族に関する相談:8.3% → 16.1% → 17.6%
- 恋愛相談:2.7% → 5.8% → 7.2%
また、メンタルヘルスのケアや悩み相談を目的としてAIを使った経験がある人は43.9%にのぼりました。

AIへの相談しやすさは高水準を維持も人への相談は微減傾向
悩みを気軽に相談できる相手として、対話型生成AIは3時点連続で1位(87.1%→87.9%→87.0%)となり、親友(50.2%→45.6%→45.9%)や母親(45.6%→42.5%→41.5%)を上回る水準が続いています。相談相手が「該当しない(いない)」とした割合は、配偶者で47.7%、恋人で73.6%、親友で19.6%だったのに対し、AIは1.5%にとどまりました。
AIへの相談しやすさは88.7%→89.8%→88.3%と横ばいで推移しているのに対し、人(14種・延べ)への相談しやすさは36.2%→34.3%→33.7%と緩やかな減少傾向がみられます。
使えなくなる不安は過半数に達する一方、依存の自覚は減少
「対話型生成AIに依存している(かもしれない)」と感じたことがある人の割合は、27.5%→37.1%→32.8%と推移し、調査開始以来初めて減少に転じました。
AI利用に伴う不安については、「対話型生成AIがもし明日から使えなくなったらどれくらい不安になるか」に対し中程度以上の不安があると回答した割合が43.7%→49.4%→51.2%と上昇し、過半数を超えました。一方、「今まで通りの反応ではなくなったとしたら」に対する中程度以上の不安は43.9%→43.6%→43.1%と横ばいにとどまっています。
こころ総研の所長である高階光梨氏らは、AIが気軽な頼り先として定着するなか、人への相談しやすさの低下や無自覚な依存の進行といった変化に注意を払う必要がある旨を考察として示しています。
調査概要と会社情報
本調査の詳細は以下の通りです。

- 対象エリア:全国
- 対象者条件:18歳以上、日本国内在住で対話型生成AIの使用経験がある方
- サンプル数:984(うち同意・適格条件・IMC項目の基準を満たした893名を分析対象)
- 調査手法:インターネット調査等(アウェアファイユーザーを対象とした調査ではない)
- 調査期間:2026年8月5日〜8月13日
- 実施主体:株式会社Awarefy「アウェアファイこころの総合研究所」
株式会社Awarefyは、認知行動療法等に基づくAIメンタルパートナーアプリ「アウェアファイ」の開発・運営や、福祉リワーク施設「アウェアファイ リワーク」の運営などを展開しています。東京都新宿区西新宿2丁目6-1 新宿住友ビル24階 GROWTH新宿 ROOM-4に本社を置き、代表取締役CEOは小川 晋一郎氏が務めています。
本記事は株式会社Awarefyの発表をもとに作成されています。
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