鈴与商事、初のJ-クレジット認証を取得 105t-CO2を創出
鈴与商事株式会社(代表取締役社長:伊藤 正彦、本社:静岡市)は、2024年10月にプロジェクト登録を完了した「鈴与商事株式会社J-クレジット創出支援プログラム1号」において、2026年6月開催のJ-クレジット制度認証委員会で105t-CO2のJ-クレジット認証を取得した。鈴与商事としてJ-クレジットの創出に成功したのは今回が初めてとなる。認証を受けたクレジットは、鈴与グループを含む地域企業のカーボン・オフセット等に活用される。
埋没していた再エネの環境価値を集約・可視化
鈴与商事はこれまで、一般家庭および店舗等の事業所向けに、初期費用ゼロで太陽光発電設備を導入できる「0円ソーラー」および太陽光PPAのサービスを展開してきた。一方で、これらのサービスで発電された再生可能エネルギー電力が持つ環境価値は、住宅等の小規模な設備では可視化や活用の手段がなく、埋没している状況にあった。
そこで同社は、埋没していた環境価値を集約・可視化してJ-クレジットとして活用することを目的にプロジェクトを立ち上げ、2024年10月に登録を完了した(同年12月公表)。約1年半にわたるモニタリングを経て、同社として初となるJ-クレジットの創出に至った。今回認証された105t-CO2は、一般家庭の年間CO2排出量に換算して約40世帯分に相当する。
本プロジェクトは、鈴与商事が保有する太陽光発電設備を利用する一般家庭および事業所のうち、環境価値の譲渡に関する同意を得た利用客を実施対象としている。個々の小規模な削減活動を集約・管理して申請する「プログラム型」で運営しており、運用のサポートには静銀経営コンサルティング株式会社が携わっている。
プロジェクトの主な概要は以下の通り。
- プロジェクト名:鈴与商事株式会社J-クレジット創出支援プログラム1号
- プロジェクト登録:2024年10月(第62回J-クレジット制度認証委員会で承認)
- 実施形態:「プログラム型」(個々の小規模な削減活動を集約・管理)
- 対象:鈴与商事の太陽光発電設備(0円ソーラー・太陽光PPA)を利用し、本プロジェクトに同意いただいた一般家庭および事業所
- 今回の認証量:105t-CO2(2026年6月開催の認証委員会にて認証)
- 活用方針:鈴与グループを含む地域企業・自治体のカーボン・オフセット等に活用(環境価値の地産地消)
地域での循環モデル構築と今後の展開
本プロジェクトでは、太陽光発電サービス利用者から得た環境価値を集約してJ-クレジットとして認証を受け、それを地域企業のCO2排出量の相殺(カーボン・オフセット)に活用することで、地域内で環境価値と経済価値が循環する仕組みを構築している。
鈴与商事は本件を地域における環境価値循環のモデルケースと位置づけており、今後もモニタリングを継続し、新たにサービスを導入する顧客への賛同を促しながら創出するクレジットを継続的に拡大していくとしている。
なお、J-クレジット制度は省エネ・再エネ設備の導入や森林管理による温室効果ガスの排出削減・吸収量をクレジットとして認証する制度であり、企業や自治体等の脱炭素に向けた投資促進と資金循環を促すことを目指している(制度ホームページ: https://japancredit.go.jp/ )。
鈴与商事株式会社の概要
鈴与商事は、石油・ガス・電気といったエネルギー供給に加え、太陽光発電・蓄電池・CO2可視化サービスなど脱炭素化に資する商材・サービスを提供している。また、建設資材や化学品、製造現場の省人化・自動化およびオフィス業務のデジタル化を支援するソリューション提案など、総合商社として事業を展開している。
- URL: https://www.suzuyoshoji.co.jp/business.html
- お問い合わせ:鈴与商事株式会社経営企画部(電話:054-273-7832、メール:s-info@ss.suzuyoshoji.co.jp)
本記事は鈴与商事株式会社の発表をもとに作成されています。
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