ビジネスケアラーの56%以上が家族の介護拒否で働き方を変更 クラウドケア調査
株式会社クラウドケアは、家族が外部による介護や見守り・生活のサポートを拒んだ経験を持つビジネスケアラー400人を対象に実施した「ご家族の介護拒否に関するアンケート」の結果を発表しました。
調査によると、介護拒否の影響で自身または家族の働き方を変更した人は56.0%以上に上ることが判明しました。また、働き方を変えた人のうち63.64%が同じ勤務先で業務量を減らして収入が減ったと回答しています。
介護拒否により56.0%以上が働き方を変更 減収を伴う業務量減少が最多

介護拒否の影響による働き方の変化について尋ねたところ、「自分の働き方を変えた」が26.3%、「自分は変えず、配偶者・兄弟姉妹など家族が働き方を変えた」が20.3%、「自分も家族も働き方を変えた」が9.5%となり、合わせて56.0%以上が働き方を変更していました。

自身または自身と家族の両方が働き方を変えた143人を対象に具体的な変化を聞いたところ、「同じ勤務先で業務量を減らした(収入が減った)」が63.64%で最も多くなりました。次いで「転職をした」が16.08%、「同じ勤務先でフルタイム勤務からパート勤務に変更した」が13.29%、「同じ勤務先で職場勤務から在宅勤務に変更した」が10.49%、「離職をした」および「同じ勤務先で役職や責任のある立場を見直した」がそれぞれ6.99%でした。
拒否された相手は「実母」が最多 支援内容ではデイサービスが4割超
介護や見守り・生活のサポートを拒んだ対象者(複数回答)は、「実母」が49.0%で最も多く、次いで「実父」が33.5%、「配偶者」が10.8%、「義母」が9.8%、「義父」が9.3%となりました。

拒否された支援内容(複数回答)では、「デイサービスを利用すること」が42.0%で最多となり、「老人ホームなどの施設入所・入居」が32.0%、「ショートステイを利用すること」が26.0%と続きました。
最も困った介護拒否(単一回答)についても、「デイサービスを利用すること」が24.5%で最も多く、次いで「老人ホームなどの施設入所・入居」が19.5%、「ショートステイを利用すること」が10.8%となっています。

介護拒否の理由は「他人の世話になりたくない」 改善のきっかけは再提案
最も困った介護拒否の理由(複数回答)としては、「他人の世話になりたくない・迷惑をかけたくない」が41.5%で最も高く、次いで「プライドがあり、できないことを認めたくない」が37.8%、「介護が必要になったことを周囲に知られたくない」が25.5%でした。

現在の状況について尋ねたところ、「一部は改善した」が32.8%、「状況は変わっていない」が30.8%、「ほぼ解消した」が25.8%、「以前より悪化した」が6.3%、「わからない」が4.5%となりました。

介護拒否が「ほぼ解消した」「一部は改善した」と回答した234人に改善のきっかけ(複数回答)を聞いたところ、「時間をおいて再度提案した」が38.9%で最多でした。次いで「言い方や伝え方を変えた」が31.2%、「家族以外の第三者から説明してもらった」が30.3%となっています。

株式会社クラウドケア代表取締役 CEOの小嶋 潤一氏は、介護拒否が家族の生活や働き方にも影響を及ぼしていることや、介護離職に至らなくとも業務量や収入を減らして両立を図る現状が見えてきたと言及しています。

調査概要および会社概要

【調査概要】
- 調査テーマ:ご家族の介護拒否に関するアンケート
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2026年7月13日〜同年7月20日
- 有効回答:20歳〜65歳の仕事をしながら介護をするビジネスケアラーで、ご家族の介護拒否経験を持つ方400人
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

【会社概要】
- 商号:株式会社クラウドケア
- 代表者:代表取締役 CEO 小嶋 潤一
- 所在地:東京本社 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-19-14 COERU渋谷道玄坂9階/大阪オフィス 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田2-4-9 ブリーゼタワー1階
- 事業内容:自費訪問介護・自費訪問リハビリ・家事・生活支援マッチングプラットフォーム「Crowd Care」の開発・運営、介護専門メディア「けあむすび」の企画・運営
- 設立日:2016年8月2日
- 資本金:1億8,909万円(資本準備金含む)
- URL:https://www.crowdcare.jp/
本記事は株式会社クラウドケアの発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



