Intelligence Design、名古屋のメイチカで既設防犯カメラを活用した人流解析を実施へ
Intelligence Design株式会社は、株式会社名古屋交通開発機構が運営する地下鉄名駅地下街「MEICHIKA(メイチカ)」において、AIカメラソリューション「IDEA(イデア)」による人流解析を実施します。同地下街に既存設置されている7台の防犯カメラ映像を活用し、新たなカメラ等の大規模な設置を伴わずにデータ取得を行います。
取り組みの背景と概要
地下鉄名駅地下街「MEICHIKA(メイチカ)」の再整備にあたり、日にちや時間帯別の人流、性別・年代などの利用者属性を把握し、地下街の価値向上とエリア全体のさらなる賑わい創出に活かす目的で、株式会社名古屋交通開発機構より相談を受けて本取り組みが決定しました。
実施期間は2026年9月~2027年7月を予定しており、既設の防犯カメラ7台の映像を用いて通行量カウントやAIによる性別・年代属性の推定を行います。なお、「MEICHIKA(メイチカ)」は2026年9月4日(金)にリニューアルオープンが予定されています。
事前サンプル解析による精度検証


本格的な導入に先立ち、2026年4月にサンプル映像を用いた解析精度の検証が行われました。
地下鉄名駅地下街内の2地点において、既設防犯カメラと同仕様のカメラを用いて同様の設置環境(高さ約3メートル)を想定し、約10分間の映像を取得してAIによる解析結果と目視によるカウント結果を比較検証しました。その結果、通行量カウントでは両地点とも95%前後の一致率を確認し、性別・年代についてもAIによる推定結果と目視による確認結果を比較して一定の精度が確認されたとしています。
担当者からは、既設の防犯カメラを活用することで新たな設備設置を抑えながら個人情報を取得せずに地下街の通行量などを定量的に把握できる点や、曜日や時間帯による人流傾向の把握が再整備後の施設計画・運営などの検討に活用できる点が評価されています。
今後の展望
Intelligence Design株式会社は今後、AIカメラによる人流解析技術を活用し、歩行者空間の利活用評価やパークレット・仮設什器による空間利用促進の効果検証、公共空間の設計改善、自治体や建設コンサルタント、デベロッパーとの共同研究といった分野で展開を進めていく方針です。単なる通行量の把握にとどまらず、空間における行動変容を定量的に捉える評価手法として、エビデンスに基づく都市空間づくりに貢献していくとしています。
Intelligence Design株式会社の概要
- 会社名:Intelligence Design株式会社
- 代表者:代表取締役 中澤 拓二
- 所在地:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6丁目28番5号 3階
- 設立:2018年5月
- 資本金:2億3200万円(資本準備金を含む)
- 事業内容:先端技術の社会実装事業、AIを用いたプロダクト開発・販売、AIビジネスの事業企画、サービス開発支援、コンサルティング業務、ID Labの運営
本記事はIntelligence Design株式会社の発表をもとに作成されています。
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