LayerX バクラクヘルプデスクエージェントのウェブ版と分析機能を提供開始
株式会社LayerXは、社内問い合わせ対応サービス「バクラクヘルプデスクエージェント」において、ウェブ版をリリースした。これによりSlackを利用していない企業でもブラウザ経由で導入が可能になる。あわせて、問い合わせ状況を可視化して継続的な業務改善を支援する分析機能も追加された。
バクラクヘルプデスクエージェントは、社内規程や業務マニュアルをアップロードすることで、多様な質問にAIが自動で回答するサービス。これまではSlack利用企業を中心に提供されていたが、ウェブ版のリリースにより、Slackを利用していない企業でもブラウザを通じて導入や運用を開始できるようになった。


新たに追加された分析機能では、ダッシュボード上で質問数やAI回答数の推移などを可視化できる。これにより、AIの活用状況を定量的に把握して業務改善の度合いや負担の偏りを確認できる。さらに、AIが回答できなかった問い合わせ内容からマニュアルの不足を発見し、コンテンツの追加や更新につなげるなどのPDCAサイクルの運用を支援する。
問い合わせ対応からマニュアル更新まで自動化
本サービスでは、以下の機能によって社内問い合わせの効率化を支援する。

- AIによる回答:チャット画面からの質問に対し、登録済みの社内規程やマニュアルをもとに数十秒で回答する。回答には根拠となる出典リンクが表示され、複数資料間の矛盾や情報の新旧も考慮される。
- 問い合わせ担当者の推薦:AIで解決しない場合は適切な担当窓口を推薦し、質問の文脈や確認済みマニュアルを引き継いで個別対応へ進められる。
- マニュアルの更新:担当者とのやり取りをもとに、AIが既存マニュアルの更新案や新規マニュアルの下書きを自動作成する。
- 問い合わせのチケット管理:発生した問い合わせを管理画面上でチケットとして一元管理し、対応状況の共有や対応漏れの防止を図る。
- 分析機能:質問数とAI回答数の推移を可視化し、導入初期の効果測定や運用本格化後のコンテンツ追加の進捗確認に活用できる。
機能追加の背景
社内問い合わせ対応は属人化しやすく、担当者の負担増や回答品質のばらつき、マニュアルの陳腐化といった課題が生じがちである。また、対応にかかる時間やAIの貢献度がブラックボックス化しやすく、改善策を講じにくい実情があった。既存のAIツールでは検索回答にとどまり、担当者への取り次ぎやマニュアル更新のプロセスが分断されることも少なくなかったという。
バクラクヘルプデスクエージェントは、AIによる自動回答に加え、解決できない場合の取り次ぎやマニュアルの更新・新規作成までを一連で支援する。今回のウェブ版提供と分析機能の追加により、Slack以外の環境でも導入効果を可視化しながら、継続的にAI回答を機能させることが可能になるとしている。
株式会社LayerXについて
株式会社LayerXは、「すべての経済活動を、デジタル化する。」をミッションに掲げる企業。バックオフィス業務の自動化を支援する「バクラク」事業などを展開している。
- 設立:2018年8月
- 代表者:代表取締役CEO 福島良典 / 代表取締役CTO 松本勇気
- 所在地:東京都中央区築地1-13-1 銀座松竹スクエア5階
- コーポレートサイト:https://layerx.co.jp/
本記事は株式会社LayerXの発表をもとに作成。
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