クラウドストライク、エージェント型SOC向けマルチエージェント調査を発表
クラウドストライク(NASDAQ:CRWD)は、エージェント型SOC(セキュリティオペレーションセンター)の次なる進化に向けた新機能を発表しました。エンドポイント、アイデンティティ、SaaS、クラウド、ネットワークを同時に調査する連携したマルチエージェント調査を初めて提供します。これにより、従来は数時間を要した調査が数分で終了し、防御側が信頼できる判定を得られる体制を支援します。
現代のAI攻撃は、認証情報の悪用やソーシャルエンジニアリングを伴いながら、複数のサービスにまたがって並行して実行されます。従来の個別調査ツールでは断片的な情報しか得られず、全体像を把握する前に侵害が拡大する課題がありました。
クラウドストライクでプレジデントを務めるマイケル・セントナス(Michael Sentonas)は「エージェントがすべてのドメインにまたがって連携し、同じ調査に取り組むことが、新たな標準となります」と述べています。
共有コンテキストレイヤーと並列エージェントによる調査
今回の仕組みでは、エンドポイントからクラウドまで1日あたり約4兆件のイベントを生成するプラットフォーム基盤を活用し、Charlotte AIがドメインエージェントを並列に割り当てます。
企業全体にわたるテレメトリを統合するEnterprise Graphを基盤とした「共有コンテキストレイヤー」上で動作し、1つのエージェントが学んだ内容が全体で共有されます。モデルの悪用やプロンプトインジェクション、AIアシスタントを介した流出といった企業のAIシステムを標的とする脅威も含め、すべてのドメインを同時に調査して判定と対応アクションを提示します。
データ処理面では、Falcon Onumストリーミングパイプライン技術を基盤とするパイプラインが取り込み時にノイズを除去し、データ保存前に脅威を捉えます。Falcon Completeの認定を受けており、Falcon Next-Gen SIEMへデータを取り込みながら、データストレージコストを最大50%削減します。
また、一元管理された自動化ワークスペース「CrowdStrike® Charlotte Agentic SOAR」により、Charlotte AI AgentWorksとFalcon® Foundryを統合しました。人間の承認から完全な自律実行まで自律性のレベルを設定できるノーコードエージェントの構築や管理が可能となっています。
- 企業名:CrowdStrike, Inc.(クラウドストライク)
- 証券コード:NASDAQ:CRWD
- 主な提供基盤:CrowdStrike Falcon®プラットフォーム、CrowdStrike Security Cloud
- 公式サイト:https://www.crowdstrike.com/ja-jp/
- 無料トライアル:https://www.crowdstrike.com/ja-jp/products/trials/try-falcon/
本記事はクラウドストライクが米国にて2026年9月2日に発表したプレスリリースの抄訳をもとに作成しています。なお、未リリースのサービスや機能は開発中であり、変更される可能性があります。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



