P.I.C.S. TECH、Sputniko!氏の新作メディアアート制作に参加
株式会社IMAGICA GROUPのグループ会社である株式会社ピクスのP.I.C.S. TECHは、マルチメディア・アーティストSputniko!氏による新作《A Sky of Infinite Wishes》の制作に参加しました。本作は2026年9月、メディアアートの祭典「Ars Electronica Festival 2026」において、Ars Electronica Centerの「Deep Space 8K」で世界初公開されました。
AIが生成する吉兆と現実の境界を問う新作
《A Sky of Infinite Wishes》は、Sputniko!氏の最新作であり、Julius BaerとArs Electronicaによるコミッション作品です。ゆっくりと雲が流れる夕暮れの空に、彩雲や日暈、鳳凰を思わせる雲など、東アジアで古くから吉兆とされてきた自然現象が次々と出現します。
本来は稀有な自然現象がAIによって生成・上書きされ、空を覆うほど蓄積していく様子が描かれます。画面上にはAIによる検出を示すボックスや生成・上書きのプロセスも残され、機械の存在そのものが可視化されています。巨大な映像空間Deep Space 8Kに広がる風景は、吉兆の増殖に伴って美しい祝福の風景から静謐かつ不穏な光景へと変化し、信仰や願望、自然、テクノロジー、AIによる想像力が重なり合う現代の風景を浮かび上がらせます。
P.I.C.S. TECHのクリエイターがプログラミングとプロデュースを担当
本作の制作において、P.I.C.S. TECHのCreative Coderである上野陸は、AIによって生み出される吉兆が空に現れ、蓄積し、上書きされていく独自の映像表現をプログラミングによって構築し、Deep Space 8K専用の映像を制作しました。

また、Producerを務めた寺井弘典は、アーティストをはじめCreative Coder、AI Engineer、Sound Composer、Ars Electronicaの制作チームをつなぎ、作品コンセプトや技術、Deep Space 8Kでの体験を統合するプロデュースを担当しました。

世界各地のDeep Spaceで約1年間にわたり展開予定

本作は、Ars Electronica Festival 2026での世界初公開を皮切りに、その後約1年間にわたり世界各地のDeep Spaceで展開される予定です。

参加クリエイターおよび会社概要
本作に関わったアーティストおよび参画企業の概要は以下の通りです。
- Sputniko!:映像、ロボティクス、音楽、インスタレーションなどを通してテクノロジーやアイデンティティ、現代社会を探究する英国系日本人のマルチメディア・アーティスト。MoMAやV&A、Centre Pompidou-Metzなどで作品を発表。MIT Media Lab助教、東京大学准教授を経て、現在は東京藝術大学客員教授を務める。
- 株式会社ピクス:2000年4月25日創立。代表取締役社長は平賀大介、本社は東京都渋谷区恵比寿南3丁目9番19号 サイシンビル。資本金は5,000万円。映像・グラフィック企画制作や空間デザイン・設計、デジタルコンテンツ企画・制作などを手掛ける。
- 株式会社IMAGICA GROUP:1974 年 6 月 10 日設立(創業:1935 年 2 月 18 日)。代表取締役社長 社長執行役員 グループCEOは長瀬俊二郎、本社は東京都港区海岸1-14-2。映像コンテンツ事業、映像制作技術サービス事業、映像システム事業等を営むグループ会社の事業を統括する。
本記事は株式会社IMAGICA GROUPの発表をもとに作成されています。
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