UTOのカシミヤニット 米ビバリーヒルズの老舗Antoで2026年秋冬から展開へ
カシミヤニットの製造・販売を手がける株式会社ユーティーオーは、米国・カリフォルニア州ビバリーヒルズの老舗ビスポークシャツメーカー「Anto」にて、UTOのカシミヤニットの取扱いが決定したと発表した。2026年秋冬シーズンよりセーターとカーディガンの販売を開始する。同社にとってカリフォルニア州での展開は初めてとなる。



Antoは1955年に創業し、ロデオドライブから徒歩数分の場所に店舗を構えるビスポークシャツメーカーである。約17〜20箇所の採寸によるビスポークシャツを手がけ、2,500種類以上の生地を取り揃える。店舗にアトリエを併設し、パターン設計から製造までを自社で一貫して行っている。
同店はこれまでにハリウッド俳優など9,000人以上の顧客のパターンを保有し、フランク・シナトラやレオナルド・ディカプリオなどの著名人にもビスポークシャツを提供してきた。「Titanic」「Wall Street」「Oceanʼs」シリーズなど、ハリウッド映画やレッドカーペットの衣装も手がけている。今回の取扱いは、Antoにとっても店舗でシャツ以外の商品を取り扱うこと、ならびに日本の商品を取り扱うことが初めての事例となる。


取引の契機は、AntoがUTOのホームページを通じて、日本の工場で製造するメイドインジャパンのものづくりに関心を持ったことにある。UTOは岩手県北上市の工場で熟練した職人がカシミヤニットを製作しており、企画から製造、販売までを一貫して手がけ、カスタムオーダーにも対応している。
Antoからカシミヤサンプルの希望を受け、実際にサンプルを手にしたところ、肌触りと品質が評価されて取扱いが決定した。
国内外での実績と今後の展開
UTOは国内において、2014年からふるさと納税の高額返礼品として採用され、毎年約2億円、累計約17億円の寄附を集めている。東京・青山の店舗や自社ECを通じ、アメリカ、カナダ、イギリス、スウェーデン、スペイン、香港、台湾など海外からのオーダーにも対応してきた。2023年には英国サヴィル・ロウのHUNTSMANをはじめ、オーストラリア・シドニーのJ.H. Cutlerなど海外の名門店での取扱いも始まっている。
UTO代表の宇土寿和氏は、老舗ビスポークシャツメーカーのAntoに初めて取り扱うニットとして選ばれたことについて、シャツとニットという違いはあるものの素材や仕立て、一人ひとりのためにものをつくる姿勢に共通するものがあるとし、今後も日本の技術と職人の仕事を大切にしながら世界へ発信していく姿勢を示している。
取り扱いおよび両社の概要
今回の取り扱い概要および両社の情報は以下の通りである。
取り扱い概要
- 販売商品: セーター、カーディガン
- 販売時期: 2026秋冬シーズンから
Anto
- 創業: 1955年
- ショールーム: 258 N. Beverly Drive, Beverly Hills, CA 90210, USA
- ファクトリー: 13300 Riverside Dr., Sherman Oaks, CA 91423, USA
- URL: https://antoshirt.com/
- Instagram: https://www.instagram.com/antoshirt/
株式会社ユーティーオー
- 本社所在地: 東京都港区南青山5-4-35 たつむら青山607
- 代表者名: 宇土寿和
- 設立: 1992年07月
- 資本金: 3530万円
- 電話番号: 03-3498-2230
- 業務内容: アパレルニットメーカー
- URL: https://uto-knit.com/
本記事は株式会社ユーティーオーの発表をもとに作成。
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