今の仕事が好きな人は38%、年代別の好き度の違いや理由を1,000人に調査

株式会社キュービックが運営する転職支援サービス「ミライトーチ」は、20代から60代の社会人男女1,000人を対象に、今の仕事が「好きかどうか」やその理由などについて調査を実施し、年代ごとに回答を分析した。

調査の結果、今の仕事が「好き」と感じているのは全体の38%、「好きではない」は27%、「普通」は35%だった。年代別に見ると、「好き」「好きではない」と答えた人がいずれも一番多かったのが20代で、30代以降では「普通」が多く、「好きではない」が徐々に少なくなる傾向となった。

仕事が「好き」な理由としては、「やりたい職種」「やりがいを感じる」「やりたい業界」など仕事内容に関連する理由が上位を占めた。一方、「好きではない」理由は「給料に満足していない」「やりがいを感じられない」「人間関係が良くない」など待遇や職場環境への不満などが上位だった。

また、「好きなことを仕事にした方がいいか」という質問に対しては、「した方がいい」と答えた人は全体の47%、「しない方がいい」は12%、「どちらともいえない」は41%だった。年代が上がるにつれ「好きなことを仕事にした方がいい」と思う人が増えていく傾向にあり、60代が一番多く54%という結果となった。

ミライトーチ編集部は、今回の調査結果について「社会人経験が長くなることで、仕事を好きと感じることの重要性や、自分の中での折り合いがついていっているのかもしれない」と分析している。

株式会社キュービックは2006年10月に設立され、「インサイトに挑み、ヒトにたしかな前進を。」をミッションに掲げ、ヒト起点のマーケティング×デザインでビジネスを前進させる会社だ。比較サイトを中心としたデジタルメディア事業を行っており、『your SELECT.』『ミズコム』『ミライトーチ』などを運営している。