カンナムオンニ運営のHealing Paper、不正アクセスによる情報漏えいの精査結果を公表
美容医療の情報プラットフォーム「Unni(カンナムオンニ)」を運営する株式会社Healing Paperは、2026年9月4日に発生した同社ウェブサイトの一部APIに対する不正アクセスによる個人情報漏えい事案について、日本国内の利用者に該当する漏えい情報の精査結果を発表した。日本国内の利用者に関しては、写真やクレジットカード情報などの漏えいがないことが確認されている。同社は対象となる利用者への補償を実施するとともに、セキュリティ体制の強化を進めている。
日本国内の利用者に関する漏洩項目の精査結果
株式会社Healing Paperは、9月7日に対象となる利用者へ個別のSMSやメール、アプリおよびWebサイト上のポップアップを通じて事態の概要と第1次報告を実施した。その後の精査で国や地域ごとに対象情報が異なることが確認されたため、日本国内の利用者に関する調査結果を公表した。
日本国内の利用者については、以下の情報が安全に保護されており、漏えいがないことが確認されている。
- 口コミおよび予約登録時の写真
- クリニックの症例写真
- 相談動機
- クレジットカード番号および暗証番号
対象の利用者への補償内容
個人情報漏えいの対象となった利用者へのお詫びとして、補償が用意されている。
- 補償内容:対象のお客様にUnniポイントを5,000ポイント付与
- 受付開始:2026年9月10日10時より、アプリ内の補償申請リンクにて受付
- 受付期間:受付開始日から30日間
- ポイントのご利用期間:付与日から1年間
不正アクセスの発生経緯と対応
2026年9月4日、相談履歴を照会する連携機能(API)に対する不正アクセスが発生し、一部の利用者の個人情報が漏えいした。同社は異常な兆候の検知直後に該当経路を遮断し、システム全般の緊急セキュリティ対応を実施した。
9月5日にも同一の攻撃者による別経路からの再アクセスが確認されたが、直ちに該当経路を遮断した。その後、同様の手口によるアクセスが可能な箇所が残存している可能性に備え、システム全体の総点検を実施している。また、9月6日に韓国インターネット振興院(KISA)へ個人情報漏えいの事実を自主報告し、7日に被害届出を完了したほか、管轄の警察署へサイバー犯罪捜査を依頼している。
再発防止策と専用窓口の設置
再発防止に向けて、同社は以下の3点を軸にセキュリティ体制の強化を進めている。
- 認証・アクセス権限の強化:ログインおよびAPIコール全般における認証手順を多段階に再整備し、権限検証ロジックを再構築することで不正アクセスを根本から遮断する構造へ転換した。
- 不正アクセス検知体制の高度化:リアルタイムの異常検知・モニタリング体制を高度化し、同様のパターンによる再攻撃が発生した場合でも即時に検知・遮断できる対応体制を構築した。
- 全社的な総点検:予約・相談、決済、施術情報を扱うすべてのAPIおよびデータベースの全数セキュリティ点検を実施した。あわせて外部のセキュリティ専門機関と連携し、脆弱性診断およびペネトレーションテストを追加で進めている。
また、今回の事案に関する問い合わせや個別相談を受け付けるため、カスタマーサポート内に個人情報漏えいに関する専用窓口(メール:cs.jp@healingpaper.com)が開設されている。
株式会社Healing Paper 会社概要
- 会社名:株式会社Healing Paper
- 代表者:代表取締役 加藤 雄太
- 事業内容:美容医療の情報プラットフォーム「Unni(カンナムオンニ)」の運営
本記事は株式会社Healing Paperの発表をもとに作成されています。
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