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積水化学工業、セキスイハイムを2026年10月に首都圏のエリア統括会社へ

積水化学工業株式会社の住宅カンパニーは、2026年10月1日より、グループ会社であるセキスイハイム株式会社を首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・群馬県・栃木県・茨城県・山梨県の1都7県)における住宅事業のエリア統括会社として位置づけると発表した。同社は中期経営計画「Accelerate 2028」(2026~2028年度)において新築住宅事業のエリアマネジメント強化を掲げており、戸建住宅市場でのシェア拡大と販売棟数の大幅な積み上げを目指す「2030首都圏1.5倍戦略」を推進している。セキスイハイム株式会社を核とした経営一体化により、事業基盤の強化と経営効率化を図る方針だ。

組織再編の背景

日本の人口は2008年をピークに減少局面に入っている一方、首都圏への人口集中は続いており、1都7県の人口は全国の約36%(2024年)を占めている。国内最大の住宅市場として中長期にわたり底堅い住宅需要が見込まれる一方、競争環境は激化している。また、住宅の長寿命化や資産価値向上、カーボンニュートラル社会への貢献、自然災害への備えなど住まいを通じて解決すべき課題のほか、世帯構成やライフスタイルの多様化に伴いニーズも高度化している。

積水化学工業はこれまで、首都圏に複数の新築住宅販売会社、リフォーム会社、不動産会社を展開してきたが、今後の市場環境の変化に対応するため、分散している経営資源を集約し、高度な事業基盤を構築することが不可欠であると判断したとしている。

組織再編の概要と狙い

今回の組織再編では、セキスイハイム株式会社をエリア統括会社とし、傘下に首都圏グループ各社を集約する。統括会社を核として首都圏での競争力を抜本的に再構築する基本スタンスのもと、以下の施策を推進する。

  • エリア一体経営によるガバナンスの強化:各社が個別に担っていた事業戦略立案・進捗管理機能を統括会社に一元化し、戦略立案や機動的な経営資源の配分を実施する
  • 「セキスイハイム」ブランドによる営業体制の強化:統一ブランドで採用競争力を高め、戦略的な人員配置やノウハウの相互活用を推進する
  • 間接機能の集約による経営効率化と成長投資:重複する間接機能を集約してコスト構造を効率化し、サービス品質向上や新たな事業機会への投資に転換する
  • 将来を見据えた施工体制強化に向けた検討:住宅建設技能者数が減少する中、協力施工会社との連携拡充や内製化など持続可能な施工体制の構築を検討する

今後の事業環境の変化や計画の進捗を踏まえながら、さらなる体制強化に向けた追加的な再編についても継続的に検討していくとしている。

2026年10月1日時点におけるセキスイハイム株式会社の概要は以下の通り。

  • 名称:セキスイハイム株式会社
  • 所在地:東京都港区虎ノ門2-10-4 オークラプレステージタワー
  • 代表者:代表取締役社長 吉田 匡秀(住宅カンパニー プレジデント兼任)
  • 資本金:130億円
  • 事業内容:首都圏統括(営業・技術支援)、一括採用・人材配置、間接業務の集約
  • 傘下会社:東京セキスイハイム株式会社、東京セキスイファミエス株式会社、東京セキスイハイム施工株式会社、群馬セキスイハイム株式会社、栃木セキスイハイム株式会社、セキスイハイム不動産株式会社、株式会社ベンハウス

本記事は積水化学工業株式会社の発表をもとに作成。

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