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お亀堂、JA豊橋と連携し規格外いちじく約1.5トンを買い取りへ

愛知県豊橋市の和菓子店「お亀堂」(株式会社お亀堂、代表取締役:森貴比古)は、JA豊橋と連携し、傷や熟れすぎなどを理由に規格外となった豊橋産いちじくを、2026年に約1.5トン(1,500kg)買い取る予定だ。

買い取ったいちじくは「いちじくガレット」をはじめ、ゼリーやかき氷などの菓子に活用される。食品ロスの削減と農家支援につなげるとともに、豊橋の地域循環の創出を目指す取り組みとなっている。

規格外いちじくを複数商品へ展開し受け入れ量を拡大

愛知県は全国有数のいちじく産地であり、JA豊橋のいちじく部会には29戸の農家が加盟し、昨年は年間77トンを出荷した。しかし、いちじくは繊細な果物であるため、風雨によるわずかな傷や大きさ、色合い、熟れ具合などによって規格を満たさず、味に問題がなくても市場に流通しにくくなる場合がある。

お亀堂では、こうした規格外いちじくを一つの商品だけでなくゼリーやかき氷などへも展開し、和菓子店としての技術と発想を活かして受け入れられる仕組みづくりを進めている。約1.5トンの買い取りは、そうした活用の幅を広げる目標に向けた挑戦だとしている。

鮮度を重視し収穫翌日に加工

おいしさを引き出すため、集荷したいちじくは収穫翌日にペースト状にして保管される。その後、砂糖と合わせて風味を活かしたジャムに仕上げ、ガレット生地で包み込んで焼き上げている。

同社は食品ロス削減を目的とするだけでなく、「おいしいから食べたい」と選ばれる商品づくりを重視しており、「いちじくガレット」を豊橋の地域土産として定着させることを目指す。さらに、いちじくでの取り組みを将来的には地域のほかの農産物にも広げていく方針だ。

関係者コメント

株式会社お亀堂代表取締役の森貴比古氏は、75年以上地域で商売を続けてきた和菓子屋として農家が大切に育てたいちじくを喜ばれる菓子に変えていきたいとし、「農家さんが困っている農産物をできる限り活かし、それを地域で愛される商品へ変えていける和菓子屋になること。そして、いつかお客様から『豊橋に来たら、いちじくガレットだよね』と言っていただけるような、地域を代表するお土産に育てていきたいと思っています」と述べている。

また、JA豊橋 営農部 指導推進課長の松井教浩氏は、規格外いちじくの活用により農家が育てた果実を無駄なく消費者に届けられることを歓迎し、生産者と地域企業をつなぎながら地域農業の振興を進めていく姿勢を示した。

商品概要および会社概要

いちじくガレットの概要は以下の通り。

  • 商品名:いちじくガレット
  • 特徴:豊橋産“チョイ訳ありいちじく”を活用
  • 価格:1個260円
  • 販売場所:お亀堂直営各店、豊橋駅キヨスク、道の駅とよはし、お亀堂オンラインショップ
  • 製造・販売:株式会社お亀堂
  • オンラインショップ:https://okamedo.jp/online-shop/

株式会社お亀堂の概要は以下の通り。

  • 会社名:株式会社お亀堂
  • 代表取締役:森 貴比古
  • 所在地:愛知県豊橋市南小池町164
  • 創業:1950年
  • 事業内容:和菓子の製造・販売
  • 公式HP:https://okamedo.jp/

本記事は株式会社お亀堂の発表をもとに作成されています。

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