コーチング受講者の72.5%が期待と実感にギャップ、ZaPASS調査
ZaPASS JAPAN 株式会社は、同社が運営するコーチングスクールサービス「ZaPASSコーチングアカデミー」の修了生40名を対象に実施した受講者実態調査の結果を公表しました。調査によると、受講申込時の期待と修了後の実感について、72.5%の修了生がギャップを感じていることが明らかになりました。
期待の1位は技術習得も、実感は「他者への関わり方」が最多に

受講申込時に最も期待していたこととして「コーチング技術・スキルの取得」を挙げた人は26名(65.0%)で最多でした。次いで「自己理解・自己成長」が8名(20.0%)、「国際コーチング連盟(ICF)資格の取得」が2名(5.0%)となり、学習開始時点ではスキルや資格の習得に期待が集まっていました。

一方で、受講後に最も大きく変わったと感じる領域では、「他者への関わり方(傾聴・対話)」が14名(35.0%)で最多となりました。次いで「自分自身の在り方・自己理解」が9名(22.5%)、「コーチング技術・スキル」が8名(20.0%)、「人生の捉え方・価値観」が7名(17.5%)と続きました。受講前の期待と受講後の実感が一致した修了生は11名(27.5%)にとどまり、29名(72.5%)は期待とは異なる領域の変化を挙げています。
組織で働く層では83.3%が「技術以外」の変化を実感
一般会社員15名、管理職6名、経営者・役員3名を含む企業・組織に所属して働く24名に絞ると、最も変わった領域に技術・スキル以外を挙げた割合は83.3%(20名)となりました。この層では「自分自身の在り方・自己理解」が9名で最多となり、全体の傾向とは異なる結果が示されています。

また、学びがビジネスパーソンとしての市場価値やキャリアにプラスの影響を与えているかという質問に対しては、全体の90.0%にあたる36名(「とても感じる」15名、「感じる」21名)が肯定的な回答をしました。
8割超が「AIに代替できない力」を実感、修了後も変化が持続

受講申込の検討時に生成AIの普及が「影響した」と答えた人は3名(7.5%)にとどまり、87.5%(35名)はAI普及の影響を受けずに学習を開始していました。しかし修了後に、コーチング学習で身についた「AIには代替できない、人間にしかできない価値」を複数選択形式(最大3つまで)で尋ねたところ、「言葉の奥にある“その人らしさ(在り方)”を信じ抜く力」が27名(67.5%)、「相手の沈黙や、言葉にならない感情に寄り添う力」が26名(65.0%)となり、上位2項目のいずれかを選んだ人は33名(82.5%)にのぼりました。
さらに、修了後に変化が日常の中で深まっていると感じるかという設問では、全体の85.0%にあたる34名(「とても感じる」17名、「感じる」17名)が肯定的に回答しました。修了から2年以上が経過した13名のうち11名も深まりを感じていると回答しています。
同社アカデミー事業部事業責任者の飯田真由氏は、AIが発達しても言葉の奥にある想いに寄り添い人と人が信じ合える関係を築く対話の価値は重要であり続けるとし、人にしかできない価値を実感できる人を増やせるようプログラムを磨き続けたいと述べています。
調査概要
- 調査名:ZaPASSコーチングアカデミー 受講者実態調査
- 調査対象:ZaPASSコーチングアカデミー修了生
- 調査機関:ZaPASS
- 調査方法:Webアンケート
- 実施時期:2026年6月25日〜2026年8月6日
- 有効回答数:40件
本記事はZaPASS JAPAN 株式会社の発表をもとに作成しました。
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