エム・ティ・ディ、霊芝菌糸体エキスの成分分析で低分子多糖やトリテルペン類を確認
エム・ティ・ディ株式会社は、自社で培養・製造する「霊芝菌糸体エキス」について、第三者機関による成分分析を実施しました。分析の結果、培養条件の異なる霊芝菌糸体エキス4検体すべてにおいて、3kDa以下の低分子多糖が約85~97%を占める分子量分布が確認されました。また、ガノデリン酸群・ルシデン酸群など、複数のトリテルペン類と推定される成分も検出されています。
30年以上製造してきた独自素材の成分特性を把握
海外のウェルネス市場では、Reishi(霊芝)やLion’s Mane(ヤマブシタケ)、Cordyceps(冬虫夏草)などのキノコ由来素材が「functional mushroom」として関心を集めており、サプリメントや食品、飲料など用途の広がりが見込まれています。一方で、菌類由来素材は部位や培養・加工方法によって成分特性が異なるため、特性に応じた手法で構成成分を把握することが重要視されています。
愛媛県松山市に本社を置くエム・ティ・ディ株式会社は、一般的に利用される霊芝の子実体(傘の部分)ではなく、菌糸体を液体培養した霊芝菌糸体エキスを30年以上にわたり製造してきました。同社は、長年培ってきた独自素材の成分や特徴を客観的なデータとして把握し、研究や商品開発につなげる目的で今回の第三者機関による成分分析を行いました。
多糖類の分子量分布やトリテルペン類の推定成分を検出
今回の分析は想像技術創造株式会社が実施し、兵庫県立工業技術センター、京都府立大学大学院 生命環境科学研究科、株式会社日本食品機能分析研究所が協力しました。培養条件の異なる霊芝菌糸体エキスを対象に、多糖類の分子量分布、トリテルペン類を中心とした成分プロファイリング、アミノ酸分析などが実施されています。
多糖類の解析では、4検体すべてで3kDa以下の低分子多糖が約85~97%を占めることが確認されました。なお、この結果は成分特性を示すものであり、低分子であることが体内への吸収性や健康への作用を直接示すものではありません。
また、UPLC-CAD/MS等を用いた成分プロファイリングにより、霊芝で報告されているガノデリン酸群・ルシデン酸群など、複数のトリテルペン類と推定される成分が検出されました。今回の分析は高分解能質量分析による精密質量情報と既報文献との照合に基づく候補成分の推定であり、標準物質との比較による確定同定ではないとしています。
今後の研究連携と商品開発への展開
同社は今回の分析について、素材の成分特性を確認した段階であり、特定の健康機能や作用を確認したものではないとしています。今後は研究機関等と連携しながら成分のさらなる分析や機能性に関する研究を進め、科学的データを蓄積していく方針です。得られた知見は、自社製品の開発や品質向上に加え、霊芝菌糸体エキスを活用したOEMの商品企画にも生かしていく予定です。
エム・ティ・ディ株式会社は、菌糸体の液体培養からエキスの製造、個包装への充填・箱詰めまでを一貫して自社で行っています。
- 会社名:エム・ティ・ディ株式会社
- 所在地:愛媛県松山市道後樋又2-7
- 事業内容:霊芝菌糸体エキスの製造・販売、健康食品OEM・商品開発
- コーポレートサイト:エム・ティ・ディ株式会社
本記事はエム・ティ・ディ株式会社の発表をもとに作成しています。
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