堺市の海ごこち、AI・データ分析活用5ヶ月で月間売上過去最高¥830万達成
大阪府堺市で「黄金あなごと季節の天ぷら 海ごこち」および「はにわぷりん」を運営する藪井智一氏(45歳)は、2026年3月よりAIとデータ分析の本格活用を開始した。取り組み開始から5ヶ月で月間売上過去最高となる¥830万を達成し、Googleビジネスプロフィールの閲覧ユーザー数が前年比+399%を記録したことを明らかにした。
藪井氏は元トワイライトエクスプレス副料理長や名門はりまや高級すし割烹での修行、アメリカ単独留学といった18年のキャリアを持つ料理人で、アナログの経験にデジタルマーケティングを組み合わせることで業績を回復させたとしている。
18年の料理人キャリアと5年間の赤字克服

藪井氏は27歳で単身アメリカへ渡航した経験を原点とし、帰国後に名門はりまや高級すし割烹での修行や豪華寝台特急「トワイライトエクスプレス」の厨房で副料理長を務めた。32歳で独立開業し、2018年には海ごこちを最大3店舗まで拡大した。
しかし2020年4月のコロナ禍により主要メンバーが全員退職し、店舗は堺駅前の本店一店舗とはにわぷりんの製造工場のみとなった。はにわぷりん事業では2021年の製造工場完成に向けて補助金やコロナ融資を合わせ総額¥1億3,000万円を借り入れ、年商¥1億円規模となったものの、2社合計で年間約¥1,000万円の赤字が2021年から2025年まで5年間続いた。

赤字要因の分析や販売チャネルの構築、OEM事業への転換を進めた結果、2025年3月に業績が回復に転じ、2026年にはAIおよびデータ経営の本格始動によって2社同時で過去最高の売上と利益を達成した。
AIとデータ経営の導入による5ヶ月の実績
2026年3月からのAI本格導入にあたり、Googleビジネスプロフィールの運用、Google広告4本の目的別設計、多言語対応、周辺ホテル10か所との連携などを自ら分析・実行・改善するサイクルを構築した。HACCP専門管理士として培った科学的な管理手法がデータ経営にも活用されているという。
外部への委託を行わず、店舗での接客や料理を踏まえた即日返信を続けた結果、Googleビジネスプロフィールでは閲覧ユーザー数が前年比+399%となり、クチコミ1,473件・評価4.7(元記事内ではクチコミ1,458件・評価4.7の記述もあり)を記録した。
2026年1月〜7月の全7ヶ月で前年同月比100%超えを継続しており、1月には前年比156%を記録した。46席の店舗規模において、AI・データ分析の本格始動から5ヶ月で月間売上過去最高となる¥830万を達成した。
今後の戦略と業界への還元
海ごこちは2026年7月に価格改定を実施し、客単価¥6,056を達成した。2026年9月には多言語オンライン予約システム「TableCheck」を本格稼働させ、インバウンド富裕層向け¥10,000特別コースを開始することで、月間売上¥900万を視野に入れた単価重視の経営へ転換する予定である。
藪井氏は、外食産業の消費税10%に対し、中食・食料品の消費税が2027年から1%に引き下げられる方針による税率差の拡大や、コスト高騰・人手不足といった業界の課題を指摘している。自身の経験をもとに「提案 → 認知 → 集客 → 体験 → 共有 → 価格改正 → 集客 → 体験 → 共有 → 集客…」という「価値循環サイクル」を提唱し、飲食店オーナーやこれから開業する料理人に向けたノウハウの還元を目指している。
会社概要
- 会社名:株式会社PleasantPlace
- 担当:藪井智一
- E-mail:order@pasah.co.jp
- 店舗URL:https://sakai-umigokoti.owst.jp/

本記事は株式会社PleasantPlaceの発表をもとに作成されています。
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