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ディスカバリーズと東京鋲兼、製造調達AIマッチングシステムを開発し特許共同出願

ディスカバリーズ株式会社と株式会社東京鋲兼は、製造業における製品調達時のマッチング精度を高める AI マッチングシステムを共同開発し、同システムに関する特許を共同出願した。

あわせて、同システムの中核技術を実装した対話型 AI「バーチャルスタッフ」が、株式会社東京鋲兼の運営する製造調達プラットフォーム「YUIFAB」で稼働を開始する。

開発の背景と狙い

従来、製造業における調達を希望する顧客と製造を担う担当候補者とのマッチングは、担当者が要望を聞き取って経験に基づき割り振る属人的な業務であり、品質にばらつきが生じやすい課題があった。

ディスカバリーズ株式会社が持つ AI・クラウド技術と、株式会社東京鋲兼が培ってきた製造・調達の現場知見を組み合わせることで、属人性を解消し、誰が対応しても安定した精度でマッチングを実現する仕組みの構築を目指した。

本システムは、大規模言語モデル(LLM)による文脈解釈と、確定的なアルゴリズムによる処理を組み合わせている。主な処理の流れは以下の通りとなる。

  1. 自然言語での相談受付:顧客が自由な言葉で相談内容を入力する。
  2. ニーズの構造化(ニーズフラグ付与):LLM が入力内容を解析し、「コストダウン」「品質向上」などの調達ニーズを確信度とともに構造化データとして抽出する。
  3. 必要スキルへの変換と分類:抽出したニーズを「スキルフラグ」に変換し、「必須」「推奨」「補助」に自動分類する。
  4. 担当候補者の自動選定:スキルの充足状況に加え、対応中の件数や実績、応答速度などを加味したスコアで最適な担当候補者を選定する。
  5. コンテキストの引き継ぎ:選定された担当者へ相談内容や特定されたニーズ、必要スキルを事前に共有する。

対話型AI「バーチャルスタッフ」の稼働と今後の展開

本システムの顧客接点として、製造調達プラットフォーム「YUIFAB」上で対話型 AI「バーチャルスタッフ」が稼働を開始する。バーチャルスタッフは顧客からの相談を24時間受け付け、対話を通じて要望を整理した上で担当者へつなぐ。

ディスカバリーズ株式会社は今後、株式会社東京鋲兼との協業のもとで適用領域や対応可能な調達カテゴリの拡大を進めるとともに、蓄積される対応データを活用してマッチング精度の向上を図るとしている。

関係者のコメントとして、株式会社東京鋲兼の代表取締役会長である筑比地 利昌は、ものづくり業界における AX 化のニーズが高まるなか、AI エージェントの導入など AX に関心のある企業に向けてソリューションを提供すべく取り組みを進める意向を示している。また、ディスカバリーズ株式会社の代表取締役社長である島田 祐一朗は、現場知見と AI・クラウド技術の組み合わせにより、個人の経験に依存していた業務を再現性のある仕組みへと進化させることができたとしている。

会社概要

  • 株式会社東京鋲兼
  • 所在地:東京都墨田区横網2丁目5番14号
  • 代表者:代表取締役会長 筑比地 利昌
  • 事業内容:金属等各種部品の製造・販売、コンサルティング
  • URL:https://www.byokaneworld.com
  • ディスカバリーズ株式会社
  • 所在地:東京都港区
  • 代表者:代表取締役社長 島田 祐一朗
  • 事業内容:SaaS 型クラウドサービスの開発・販売、コンサルティング・サービスの提供
  • URL:https://discoveries.co.jp/

本記事はディスカバリーズ株式会社の発表をもとに作成。

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