佐川印刷、DMの効果検証が可能なQRアクセストラッカーを開発
京都府向日市に本社を置く佐川印刷株式会社(代表取締役社長:岡 伸夫)は、QRコードを活用したレスポンスログ集計システム「QRアクセストラッカー」を開発した。ダイレクトメール(DM)ごとにユニークIDを組み込んだQRコードを印刷することで、顧客のアクセス状況を可視化し、施策の費用対効果の検証を可能にする。
DMの開封・効果測定における課題
販売促進手段として用いられるDMでは、顧客の手元に届いても廃棄されるケースがあるため、開封を促す様々な手法が開発されてきた。その一つとして、顧客ごとの販売動向などに応じて掲載内容を変えるパーソナライズDMなどが活用されている。

一方で、実際に開封率が上がったかどうかを検証することは難しく、DMを受け取った顧客からの問い合わせや売上の増加などから推測する手法が中心となっていた。
個別QRコードによるアクセスログの可視化
今回開発された「QRアクセストラッカー」は、顧客に送るDMに依頼主のWebサイトへ誘導するQRコードを印刷する際、顧客ごとに異なるコードを発行して適したWebコンテンツへ誘導する仕組みとなっている。
QRコードには顧客ごとのユニークIDが組み込まれており、アクセスされるとDM管理システムが接続ログの取得を開始する。どのIDがどのページをどれだけ閲覧したかなどの移動履歴が記録されるため、DMの効果が見える化され、費用対効果の検証が可能になるとしている。


個人情報を含まないデータ管理
システム内で使用するユニークIDには会員番号などの重複しない文字列を用い、ユニークIDと顧客情報の照合は依頼主側で行う仕組みを採用している。これにより、システム内に個人情報を保持しない形で運用される。
佐川印刷株式会社の概要
佐川印刷は、印刷・情報加工事業を基盤に、Web制作、映像制作、BPOサービス、物流改善ソリューションなどを提供している。近年はSGホールディングスグループとの協業による知見を活かし、物流業界向けの業務改善提案やマテハン導入支援、物流DX分野への取り組みを強化している。
- 本社所在地:京都府向日市
- 代表者:代表取締役社長 岡 伸夫
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
本記事は佐川印刷株式会社の発表をもとに作成。
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