Clutchy、画像・映像AI解析やRAGの企業向け受託開発サービスを開始
シンガポールに拠点を置くClutchy PTE. LTD.は、画像・映像AI解析およびRAG(検索拡張生成)を中心とする企業向けAI・ソフトウェア受託開発サービスの提供を正式に開始した。
同社はこれまで、ゲームプレイ映像を解析する「Thumaster」やOBSプラグイン「くりっぴー(Clippyy)」などの自社プロダクト開発・運用のほか、製造業向け技術文書検索RAGシステムなどの個別案件を手がけてきた。これらの開発で培った画像・映像解析、コンピュータビジョン、RAG、業務システム開発の知見を活かし、受託開発サービスとして本格的に展開する。
生成AIや画像認識技術の普及に伴い業務効率化や新規サービス開発の検討が進む一方、開発現場ではAIの活用方法の不明瞭さやPoC後の実運用への移行、既存システムとの連携といった課題が生じている。特に画像・映像の継続的な情報抽出や社内文書を根拠とするRAGでは、モデル選定に加えデータ前処理、検索・解析ロジック、UI、インフラ、運用設計を一体で構築することが求められる。
同サービスでは、課題や保有データの整理段階から、要件定義、技術検証、PoC、MVP開発、本体機能の実装、既存環境への統合、デプロイ、運用までを一気通貫で支援する。使用するAI技術や開発内容が明確になっていない構想段階からの相談にも対応する。
主な対応領域と開発実績
受託開発における主な対応領域は以下の通りとなっている。
- 紙・画像からのデータ抽出:OCRやテンプレートマッチング、コンピュータビジョンを活用し、文字・数値・表などを構造化データへ変換
- 映像からの情報抽出・解析:フレーム単位での処理により、アップロード動画やリアルタイム映像から必要な場面や対象を検出・解析
- 社内ナレッジ検索・RAG:社内マニュアルや技術文書などを自然言語で検索し、参照元を示して回答するシステムを構築
- 業務の自動化・AI連携:LLMやAIツールを既存業務フローへ組み込み、繰り返し作業の自動化や情報処理を効率化
同社ではこれまでに、工作機械メーカー向けマニュアルRAG、自動車関連の故障診断文書の検索・生成基盤、案件横断で利用できるRAG基盤「RAGMart」などを開発した実績を持つ。なお、顧客名は守秘義務のため非公開としている。
開発の進め方と料金
一般的な開発工程と標準期間は、STEP 1の要件定義・PoC(1~4週間)、STEP 2のMVP開発(2~4週間)、STEP 3の機能実装・作り込み(2~4週間)、STEP 4の統合・デプロイ・引き渡し(4~8週間)となっている。開発期間は要件や対象データ、既存環境により異なる。
料金は、要件定義やPoCなどの最小構成で1週間・20万円から相談を受け付ける。開発は原則オンラインで行い、日本時間で対応する。また、クラウドやAIツール、LLM APIなどの従量課金による利用料が別途発生する場合がある。
Clutchy PTE. LTD.の概要
- 会社名:Clutchy PTE. LTD.
- 所在地:387 Joo Chiat Road, #03-03 The Modules, Singapore
- 代表:大矢 結貴(Yuki Oya)
- 設立:2025年12月18日
- 事業内容:ソフトウェア開発、メディア制作
- Web:https://clutchy.sg/
本記事はClutchy PTE. LTD.の発表をもとに作成。
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