27卒の本エントリー基準は業務内容の明確さや社風重視 ワークス・ジャパン意識調査
人事コンサルティングを手がける株式会社ワークス・ジャパンは、学生向け就活対策サイト「キャンパスキャリア」の2027年卒業予定の大学4年生および大学院2年生会員を対象に実施した、就職活動に関する意識調査の結果を公表しました。

調査によると、本エントリー先を選ぶ基準として「自分のやりたい仕事ができる」「社風が自分に合う」などが上位に入ったほか、学生が求める「やりたい仕事ができる」状態には職種名だけでなく具体的な業務内容の明確さが求められていることなどが明らかになりました。
本エントリー先は少数精鋭傾向 やりたい仕事と社風が判断基準に

本エントリー社数について尋ねたところ「2〜5社」が最多となり、少数精鋭のエントリー傾向は26卒と変わりませんでした。一方で「10〜15社」は減少傾向にあり、同社は絞り込みが早期化している可能性があるとしています。

本エントリーをする企業を選んだ基準では「自分のやりたい仕事ができる」が最多となり、26卒と比較して上昇しました。次いで「社風が自分に合う」「インターンシップ内容が魅力的だった」が続いており、仕事内容への共感と体験を通じた判断が本エントリーの意思決定に大きく影響しているとうかがえます。
「やりたい仕事ができる」と感じるのはどのような状態かという質問では、「志望している職種に就ける」が最多となりました。また、「どのレベルまで明確なら感じるか」という質問に対しては「職種に加えて業務内容まで明確である必要がある」が最多となり、「職種が明確なら十分」を上回りました。
4割超が「職種に加えて業務内容まで明確である必要がある」と回答しており、学生にとって職種名の一致だけでは不十分であり、具体的な業務内容の開示まで求めている様子がうかがえます。
社風の判断材料は社員同士の関係性 情報源は面接での印象が最多
学生が「社風」を判断する際の要素としては「社員同士の関係性」が最多に挙がり、「働き方」「会社の雰囲気」が続きました。
社風判断の情報源については「面接での印象」が1位で突出しており、「説明会」「インターンシップ」が続いています。採用サイトやSNS広告などの採用広報で発信された情報に加え、面接や説明会、インターンシップなど社員と直接話したときの雰囲気や接触体験が社風判断に影響を与えていることが示されています。
調査の概要
- 調査名:27卒採用市場の振り返り調査<学生編> ~学生の動きから見える27卒採用の全体像とは~
- 調査対象:キャンパスキャリア会員のうち、2027年卒業予定の4年生及び院2年生(※調査開始時点)
- アンケート対象大学:東京大学、一橋大学、東京科学大学、早稲田大学、慶應義塾大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、学習院大学、上智大学、お茶の水女子大学、東京学芸大学、東京外国語大学、横浜国立大学、横浜市立大学、千葉大学、筑波大学、埼玉大学、津田塾大学、成蹊大学、日本女子大学、首都大学など
- 調査期間:2026年4月27日(月)~2026年5月26日(火)の30日間(2026年4月27日~5月26日)
- 調査方法:2026年4月27日時点のキャンパスキャリア会員にメール配信、Web上のアンケートフォームより入力
- 回答数:292名(有効回答数:4,590名)
本記事は株式会社ワークス・ジャパンの発表をもとに作成。
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