GRANDが不動産データ基盤R.E.DATA導入 登記取得業務を効率化
TRUSTART株式会社は、エレベーター空間を活用した自社開発メディアの開発・運営を手がけるGRAND株式会社に不動産ビッグデータプラットフォーム「R.E.DATA」を提供した。同社のアウトバウンド営業における登記取得業務の効率化とコスト削減を支援したとしている。
導入の背景と課題

GRANDでは、ビルオーナーへの提案活動を強化するため、大量の登記簿を取得して月1,200件以上の営業アプローチリストを作成する運用体制を構築していた。しかし、従来の公的な登記取得サービスではサイトを複数またぐ複雑な操作が必要で、1件あたり3〜4分の作業時間を要していた。
月1,200件超の取得となると、アシスタントスタッフ1名が毎週の稼働時間の大半をこの業務に費やす状態が続き、資料作成や施工会社との調整といったコア業務を圧迫していた。さらに、操作の難易度から業務の引き継ぎも困難であり、担当者への業務集中が慢性化していたという。
複数のサービスを比較検討した結果、他社サービスと比較して約5分の1(※GRAND社内の調査において、同等のデータ取得条件で他社サービスと比較した場合)のコストで利用できる点や、自社の運用ルールへの柔軟な対応が評価され、R.E.DATAが選定された。

導入による業務改善と営業実績
導入によって得られた主な効果は以下の通りである。
- 登記取得作業時間が最大4分の1に短縮
直感的な地図操作により、従来1件あたり3〜4分かかっていた登記取得作業が約1分で完了するようになり、地番間違いや重複取得といったミスも解消された。
- 月18万円のコスト削減
取得する登記の種別を全部事項証明書から所有者事項証明書に変更したことで、月間約18万円のコスト削減につながっている。
- アウトバウンド経由の新規開拓が約200台を達成
R.E.DATA導入から9か月で、アウトバウンド経由でのサービス導入実績が約200台に到達し、大型物件の受注実績も生まれた。
- 提案の質の向上
同一人物や法人が保有する複数の不動産を統合・整理する名寄せ機能を活用し、商談相手のオーナーが他にどの物件を所有しているかを商談前に一覧で把握できるようになった。
業務の標準化と体制移行

GRANDの担当者は、扱いやすいUIにより業務の標準化が進み、リスト作成業務をアルバイトスタッフ中心の運用体制へ移行できたとした上で、定型業務を任せながら自社にしかできない価値提供に集中していきたい旨を述べている。
TRUSTART株式会社の概要
- 代表者:代表取締役 大江 洋治郎
- 事業内容:不動産ビッグデータ提供事業、不動産調査事業
- 本社:東京都中央区八丁堀2丁目14-1 住友不動産八重洲通ビル8F
- 設立:2020年5月
- URL:https://www.trustart.co.jp/
本記事はTRUSTART株式会社の発表をもとに作成されています。
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