イノベーションのメカニズムを解明 一橋大・永山晋氏の著書 概念シフトが発売
一橋大学ソーシャル・データサイエンス研究科准教授の永山晋氏による著書『概念シフト なめらかに常識を変える思考法』が、ダイヤモンド社より発売された。同書では、日常の当たり前のイメージが変化する現象を「概念シフト」と定義し、大規模なイノベーションが生み出されるメカニズムを解説している。新規事業の開発担当者やマーケターをはじめ、世の中の変化を捉えたいビジネスパーソンに向けた内容となっている。
概念シフトがもたらす価値基準の変化と4つの条件
本書では、対象のイメージが大きく変わり既存の常識が塗り替えられる「概念シフト」によって、人々の行動や社会に変化が生まれる仕組みを紐解いている。
例えばAppleのAirPodsの登場により、イヤホンのイメージが「音楽を聴くためのもの」から「音声を聞く・話すもの」へと変化し、求められる価値が高音質だけでなく接続の安定性や外音取り込み機能などへ広がった事例などを紹介している。同書では、概念シフトを引き起こすために必要な条件として「環境構築」「記号構築」「行動誘導」「秩序構築」の4点を挙げ、豊富な事例とともに解説している。
有識者からの評価
本書について、早稲田大学ビジネススクール教授の入山章栄氏は、イノベーションの本質を体系化した一冊として高く評価している。また、戦略デザインファームBIOTOPEファウンダーの佐宗邦威氏も、新たな概念のつくり方について解像度高く書かれた本として推薦のコメントを寄せている。
著者プロフィール
永山 晋(ながやま・すすむ) 一橋大学ソーシャル・データサイエンス研究科 准教授。1982年生まれ、広島県出身。2009年に早稲田大学商学部を卒業後、2017年に同大学院商学研究科博士後期課程にて博士号(商学)を取得。早稲田大学商学学術院助教、法政大学経営学部講師、同准教授を経て、2022年4月より現職。企業との共同研究やアドバイザリー活動も行う。専門は経営学および計算社会科学で、創造性やウェルビーイング、認知や行動の変容を主な研究テーマとしている。
書籍情報
- 書名:概念シフト なめらかに常識を変える思考法
- 著者:永山 晋
- 定価:2,200円(税込)
- 発売日:2026年9月2日
- 発行:ダイヤモンド社
- 判型:四六判・並製・384ページ
本記事はダイヤモンド社の発表をもとに作成。
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