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クリアックスがKiteRa Biz導入 36協定対応時間を約150時間削減

株式会社KiteRaは、企業向け社内規程DXサービス「KiteRa Biz」が株式会社クリアックスに導入されたと発表しました。「歌広場」や「伊東園ホテルズ」を中核事業とするクリアックスグループの本部機能を担う同社は、就業規則をはじめとする各種規程の編集・管理や年次の労使協定(36協定)の締結・届出業務に本サービスを活用しています。これにより、約120拠点における36協定の締結・届出対応にかかる時間を約150時間削減しました。

導入の背景と労務管理の課題

宿泊業をはじめとするサービス業では人手不足が課題となっており、観光庁の「令和6年度宿泊業の人材確保・育成の状況に関する実態調査事業」(2025年3月21日公表)によると、旅館における人手不足の要因として「求人に対する応募がない(61.8%)」や「従業員の高齢化(61.3%)」が挙げられています。

クリアックスは、2026年8月1日現在で「カラオケルーム歌広場」68店舗、温泉旅館・ホテル「伊東園ホテルズ」53館を運営するなど、カラオケ・ホテル事業を展開しています。事業特性や地域の実情に応じた労務管理が求められる中、同社の人事部では少人数で各種規程の改定や年次の36協定の締結・届出に対応していました。従来は各拠点と紙や郵送を中心にやり取りを行っており、印刷・郵送作業に他の人事部員の応援が必要となるなど、業務負担や進捗把握に課題がありました。こうした状況を受け、規程・労使協定管理の電子化を進めるため「KiteRa Biz」の導入に至りました。

画面上での進捗一元管理と業務削減効果

「KiteRa Biz」の導入により、各拠点の対応状況をシステム画面上で一元的に把握できるようになり、未対応拠点への通知も可能となりました。郵送・封入・回収や確認業務を集約したことで、年次の36協定における労働基準監督署への届出対応にかかる時間を約150時間削減し、郵送物も30〜40通まで削減しました。これにより、印刷・郵送費用や紙書類の保管負担が軽減されたほか、届出漏れや遅延の防止といった労務リスクの低減にもつながっています。

また、規程改定時には変更箇所を可視化した新旧対照表を自動生成できるようになったことで、役員等への報告がスムーズになりました。さらに、規程雛形や条文集、文章の補正機能を活用することで、業務の属人化を防ぎ、作成・編集作業の定型化が進んでいます。

クリアックスの人事部次長である川島達氏は、各拠点の進捗を随時確認できるようになり確認連絡や大量の書類対応が大幅に減ったとしたうえで、「以前は、まず期限内に必要な届出を確実に完了させ、規程を適切に管理することに注力していましたが、今はその先の規程の浸透や活用まで考えられるようになったと感じています」と述べています。

今後の展開

クリアックスは今後、「KiteRa Biz」を通じて法改正情報の収集や顧問社会保険労務士・弁護士との連携強化、従業員への規程周知を進める方針です。従業員が日頃から規程を確認し、共通のルールのもとで判断に生かせる環境づくりと、コンプライアンス対応のさらなる強化を図るとしています。

企業概要

株式会社クリアックス

  • 所在地:東京都豊島区南池袋1-10-13 荒井ビル5階
  • 代表者:代表取締役社長 木下泰一
  • 設立:1994年10月
  • 事業内容:カラオケ事業、ホテル事業などを展開する企業グループの本部機能
  • URL:https://www.criax.jp/

株式会社KiteRa

  • 所在地:東京都港区北青山1-2-3 青山ビル7階
  • 代表者:代表取締役 執行役員 CEO 植松隆史
  • 設立:2019年4月1日
  • 事業内容:社内規程SaaSの開発/提供
  • URL:https://www.kitera.co.jp/

本記事は株式会社KiteRaの発表および観光庁「令和6年度宿泊業の人材確保・育成の状況に関する実態調査事業」(https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001891437.pdf)をもとに作成されています。

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