GISPAが国際大学コンソーシアムJGUNを始動 国内外の参画大学を募集へ
一般社団法人グローバル共生社会推進機構(GISPA)は、日本の大学と世界の高等教育機関(大学・短大・高校等)との大学間協定(MOU)および学術・教育連携を推進する国際大学コンソーシアム『JOT Global University Network 100(JGUN)』構想を始動する。本構想に伴い、第1期国内加盟校となる選抜15大学「JGUN Founding 15 Universities」および海外10大学の参画募集を開始した。

構想の背景と趣旨
国内18歳人口の縮小と世界的な日本語学習者(400万人超え:2025年9月国際交流基金プレスリリースより)の拡大が進む中、従来の外国人学生受け入れは「海外開拓」「渡日前の能力確認」「在学中の教育」「就職支援」が各大学で個別・単独に行われていた。
JGUNは、法務省認定の日本語能力試験「JOT(Japanese Online Test)」およびEラーニング「Eにほんご (jElearning)」を共通学習・評価基盤として組み込み、渡日前からの国際共同教育から大学での高度専門教育、キャリア支援までを一体的に提供する国際学術プラットフォームである。大学ごとの特色を持ち寄り、互いに補完し合うことで、日本の新しいグローバル人材育成エコシステムを共同構築することを目的としている。
選抜の基本方針と推進モデル


本構想では、海外教育機関との連携から入学前準備、学術専門教育、キャリア支援までをデータに基づきシームレスに接続する一貫型アカデミック・人材育成モデルを推進する。

第1期国内参加大学は全15大学限定とし、大学ごとの強みがネットワーク全体にどのような価値を加えるかという「ポートフォリオ型」の視点で選抜を行う。
GISPA代表理事の中野耕治氏は、「本構想は、その重責を一大学の負担に帰さず、大学同士が手を携えて学術・教育協定を交わし果たすための共通プラットフォームです」とコメントしている。

50,000人規模への拡大と「School Bank構想」
JGUNは現在、「Eにほんご約15,000人」「JOT受検約12,000人」(実人数約25,000人)の基盤を有している。第1期の国内15大学を起点に、海外1大学あたり平均10箇所の海外教育機関(計500機関)へ接続を拡大し、50,000人規模の学習者ネットワークへの成長を目指す。
学習者基盤が50,000人に達した段階で、学生の同意と適切な個人情報管理のもと、日本語学習履歴、JOTスコア推移、専攻、キャリア希望等を一元管理し、企業へつなぐデータベース「School Bank」を本格始動させる計画だ。

募集概要
参画募集の概要は以下の通り。
- 募集開始日: 2026年9月14日(月)より受付開始
- 参加費用: 会員制(会費無料、加盟金等の費用なし。※大学間の実費交流費等は各大学の負担)
本記事は一般社団法人グローバル共生社会推進機構(GISPA)の発表をもとに作成しています。

ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



