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サントリープロダクツ全10工場がサトーのRFID資産管理ASETRAを導入

株式会社サトーが提供するRFID資産管理ソリューションパッケージ「ASETRA(アセトラ)」が、サントリープロダクツ株式会社の全10工場に導入された。サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場では、約24,000点に及ぶ設備予備品の棚卸作業時間を従来の合計約57時間から約2時間へと短縮し、95%以上の工数削減を実現している。あわせて現場の課題であった業務の属人化解消も進められている。

導入の背景とASETRAの選定理由

サントリープロダクツでは、最先端のデジタル技術を取り入れたスマートファクトリー化を推進し、2021年に設備保全管理システム(CMMS)を導入した。しかしサントリー天然水 北アルプス信濃の森工場では、約24,000点の予備品の在庫管理が目視確認や手作業でのデータ登録を中心としていたため、複数の課題を抱えていた。棚卸作業には20名体制で合計約57時間を要して現場の大きな負荷となっていたほか、手作業によるミスや業務の属人化も課題となっていた。

こうした管理精度の向上と作業効率の改善を目的にRFID技術に着目した同社は、約10社の候補の中からサトーの「ASETRA」を採用した。既存のCMMSと容易に連携でき、RFIDリーダーでタグを読み取るだけで入出庫や棚卸記録を自動登録できる点が評価された。また、部品の形状や収納方式に応じたRFIDラベルの貼り方から保管時の置き方に至るまで、サトーが現場の運用に即した詳細なサポートやレクチャーを実施し、課題解消に向けて実運用まで並走できる体制も決め手となった。

北アルプス信濃の森工場における導入効果

サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場での運用では、棚卸作業が従来の20名体制・合計約57時間から、1名・約2時間で完了するようになり、95%以上の工数削減につながった。

さらに手入力によるエラーが解消されたことで、システム在庫と実在庫の乖離はごくわずかとなった。リアルタイムな在庫状況の把握が可能になったことで過剰在庫の傾向が改善され、適切な購入サイクルの確立に寄与している。RFIDリーダーの操作は1、2回の指導で習得できるため特定の担当者に依存しない体制が構築されたほか、読み取り精度向上のために予備品の配置や保管方法を整理したことで、現場担当者以外でも保管場所を容易に把握できる環境が整った。

サントリーホールディングス株式会社 デジタル&AI本部 課長代理の渋谷 毅氏は「予備品在庫のリアルタイムかつ正確な把握によって、工場間での相互利用が円滑になり、さらに適切な在庫数の管理にも繋がっている」としており、今後は成果の他工場への展開検討や、発注システムとの連携によるさらなる精度向上に期待を寄せている。

事例の詳細はWebページ(https://www.sato.co.jp/case/suntory.html)で公開されている。

RFID資産管理ソリューション「ASETRA」の概要

「ASETRA」は、RFIDとバーコードや二次元コードを併用できるRFID対応の資産管理ソリューションである。企業内の工具、備品、機器、パレットなどの資産を可視化し、棚卸しや貸出・返却管理、所在確認を効率化する。RFIDによる一括読み取りにより作業時間を大幅に短縮し、紛失防止や管理精度の向上に貢献する。既存システムや運用に合わせた導入が可能で、製造業、物流、医療など幅広い業界に対応している。詳細は製品ページ(https://www.sato.co.jp/products/rfid_asetra/)に掲載されている。

関連企業の概要

サントリープロダクツ株式会社は東京都港区に拠点を置き、「サントリー天然水」「BOSS」「伊右衛門」をはじめとする飲料の製造を担うサントリーグループの企業で、全国に10工場を展開している。

株式会社サトーは東京都港区に拠点を置く、1940年創業の自動認識ソリューション企業である。90を超える国・地域でビジネスを展開し、バーコードやRFIDなどの自動認識技術を用いた課題解決の仕組みを提供している。

  • 代表者:代表取締役 社長執行役員 グループCEO 小沼 宏行
  • 資本金:84億円(2026年3月31日現在)
  • 連結売上高:1,634億円(2026年3月末時点)
  • 企業HP:https://www.sato.co.jp/

本記事は株式会社サトーの発表をもとに作成されています。

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