Hyundai、デザイン賞IDEA 2026で金賞2件含む計10件を受賞
Hyundai Motor Companyは、デザイン賞「2026年IDEA(International Design Excellence Awards)」において、金賞2件、銅賞2件、ファイナリスト6件の計10件を受賞しました。未来のモビリティ体験を提案するコンセプトデザインをはじめ、ブランディング、サービスデザイン、ロボティクスなど幅広い領域が評価対象となりました。今回の成果は、同社が掲げるブランドビジョン「Progress for Humanity」に基づく人間中心のデザインアプローチが反映されたものとしています。

コンセプト&スペキュラティブデザイン部門では、電気マイクロモビリティコンセプトの「E3W」および「E4W」が金賞を受賞しました。インドの電動オートリキシャをベースに開発されたラストワンマイルモビリティで、バリアフリーなフルフラットフロアや折りたたみ式シート、冠水路に対応する車高調整機能などを備え、多様な利用ニーズへの適応を目指しています。
また、同部門では車内を休息空間として再定義する検証コンセプト「Mobile Nap」がファイナリストに選出されました。さらに、家具&照明部門では快適な車内空間とオープンなアクセサリー配置を実現する「Furnished Lounge」および統合マウンティングシステム「Hyundai Add Gear」が選出されたほか、商業&産業部門では独立制御の4輪機構を備えたモバイルロボットプラットフォーム「MobED」がファイナリストに入りました。
ブランディング部門では、シンガポールのHMGICS内にある韓国料理レストランの思想を記録した出版物「Na Oh Korean Restaurant Book」が金賞を受賞しました。同レストランはミシュラン三つ星シェフのコリー・リー氏との協業により展開されています。
同部門の銅賞には、過去の代表車種を通じて文化や暮らしを描くヘリテージマガジン「RETRACE Magazine」の「STELLAR」および「SONATA」特集号と、ビジュアルアイデンティティを刷新した小児がん支援活動「Hyundai Hope on Wheels」が選ばれました。
このほか、以下のプロジェクトが各部門でファイナリストに選出されています。
- Na Oh Korean Restaurant Branding(ブランディング部門)
- Hyundai Customizable MagSafe ID Card Case(オフィス&アクセサリー部門)
- UX Studio Seoul(サービスデザイン&環境部門)
課題解決力や審美性を重視するIDEA賞の審査基準
IDEA賞では、デザインの革新性と課題解決能力、エンドユーザーへの具体的なメリット、ビジネスインパクト、社会およびサステナビリティへの貢献、機能美としての審美性という5つの観点からブラインド審査(匿名審査)が行われます。
審査プロセスで匿名性を担保することにより、企業規模やブランド力にとらわれずコンセプトの実力自体が競われる環境が整えられています。今回の受賞において同社は、都市部の移動アクセシビリティ向上や気候変動への適応、生活の質の向上など、ユーザーの本質的なニーズに応えるデザインの成果が評価されたとしています。
Hyundai Motor Companyの概要
1967年に設立された同社は、世界各地でモビリティ事業を展開しています。
- 展開規模:世界200ヵ国以上で事業展開、従業員数は12万人以上
- 主要注力分野:ロボティクス、Advanced Air Mobility(AAM)、水素燃料電池および電気自動車技術
本記事はHyundai Motor Companyの発表をもとに作成しました。
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