KamihayaCMS V1.12.0リリース、ウェブアクセシビリティチェック機能搭載
ジェネロ株式会社が、ウェブアクセシビリティチェック機能を新たに搭載したDrupalディストリビューション、「Kamihaya CMS」の新バージョンv1.12.0を公開した。この新機能により、サイト全体のアクセシビリティチェックやページ作成時のチェックが可能となり、ウェブアクセシビリティの向上を実現する。
ジェネロ株式会社は、ウェブアクセシビリティチェック機能を新たに搭載した「Kamihaya CMS」の新バージョンv1.12.0を公開した。この新機能により、サイト全体のアクセシビリティチェックやページ作成時のチェックが可能となり、ウェブアクセシビリティの向上を実現する。この新バージョンは、公式ウェブサイトから無料でダウンロード可能である。
新機能のアクセシビリティチェックは、サイトがアクセシビリティに対応しているかを確認することができる。また、サイトリリース後の運用フェーズでページを追加する際にも、アクセシビリティチェックを行い、対応しているページに手直しした上でリリースすることが可能となった。
ウェブアクセシビリティは、高齢者や障害者にとってウェブサイトが重要な情報源となる現代において、必要不可欠な要素となっている。しかし、ウェブアクセシビリティに十分な配慮がない場合、これらの利用者は情報取得やウェブ上の手続きに問題が発生し、社会生活での不利益や災害時の情報不足が生命に危機をもたらす可能性がある。
KamihayaCMS ディストリビューションは、DXPを最速で導入するためのテンプレートであり、さまざまな適用事例に対応できるように、これまでのDrupalのモジュールに加えて、日本企業のエンタープライズ案件でよく使われる機能を今後も継続的に開発・追加していく。
KamihayaCMS v.1.12.0には、デジタル庁定義のデザインシステムに準拠したコンポーネント、コマースサイト運営用機能、複数のクラウドを一元管理するプラットフォーム機能、ContentservAPI連携、出しわけ機能、Kamihayaパラグラフ、デジタルアセット管理システムとの連携、認証基盤ならびに会員情報システムSPIRALとの連携、ワークフロー機能、海外人材雇用サービスDeelとの連携、アクセシビリティ対応機能、Monsido API連携などが標準装備されている。
ジェネロ株式会社は、オープンソースを活用した企業のデジタルトランスフォーメーションを支援するデジタルエージェンシーである。今回の新バージョンリリースにより、ウェブアクセシビリティの向上を目指す企業にとって、Kamihaya CMSは一層有用なツールとなるだろう。